こんな詩を書いてみました。          

 

『君のキスから逃げられない』

 

計算高い奴さ プライドも高すぎる

拗ねたような唇 微かに染まる頬が憎い

心を見透かされた 上目遣いの瞳

胸をギュッと掴まれ 必死に欲望おさえてる

不意を突かれ 抱きしめられても

素直に好きと言えやしない

ほんの少し思わせぶり

僕のこと 揶揄わないで お願いだ

シャツの袖を捲り上げて ボタンを外しながら

勝ち誇った笑み浮かべる 君の魅力に負けた

肌に纏わり付くような 吐息を漏らしながら

君のキスを受けるよ もう逃げられない

 

 

現実はいつでも 残酷で正直だ

胸の中を嵐が 渦巻いて駆け抜けて行くよ

心を押し殺して 僕は負けを認める

懸命に堪えていた 欲望に飲み込まれてゆく

人をその気に させておきながら 

誘っているのかだなんて

愛想笑い誤魔化してる

僕のこと 揶揄わないで お願いだ

ストレートの髪かき上げ 眉間にシワを寄せて

冷ややかな笑み浮かべる 君の魅力に負けた

荒い息遣いと共に 濡れた唇を噛み

君のキスを受けるよ もう逃げられない

 

 

ほんの少し拗ねたような 過剰な自意識さえ

砕くような笑み浮かべる 君の魅力に負けた

今にも破裂しそうだよ 背筋が震えている

君のキスを受けるよ もう逃げられない

 

 

 

以前も書きましたが、僕は高校生の頃、休み時間は本ばかり読んでいて、クラスではあまり周りとは馴染んでいない、距離を置いているような子供でした。

 

みんなを馬鹿にしてるとか、斜に構えているとか、冷めているとかじゃないんです。みんなと一緒に大騒ぎもしてみたい…だけど…。ただの引っ込み思案だったんですけどね。

 

「殻に閉じこもっていないで積極的になりましょう」と言った先生もいました。「彼は無口でおとなしいですが、心に熱いものを持った子です」と言ってくれた先生もいました。

 

今思えば、担任の先生からすれば、自分の意見をあまり言わない、手に余る生徒の一人だったかもしれません。

 

今は、全然違いますけど(笑)。

 

授業中も、先生が黒板に書いたものは一つ残らず、余さずノートに書き写していたのはクラスで僕くらいでしたし。テスト前になると、ノートをコピーさせてくれと何人ものクラスメートに頼まれたっけ…。

 

でも、苛められたりはなかったんです。ちょっと悪い子たちにもノートを貸していたということもありましたけど、なんか僕って「ほんわか」としていたらしいんです。

 

「笑顔が素敵ですね。」と女子によく言われました。自分では無意識なんですけど。(自慢してるわけじゃありませんよ)

 

苛めたいというより、揶揄いたいとか、ちょっかい出したくなるとか。そんなタイプだったようです。

 

『君のキスから逃げられない』という詩は、最近、初体験したBL(ボーイズラブ)小説風に、いつも揶揄れていた僕を主人公に書いてみました。