こんな詩を書いてみました。

 

『気がかりな夢』

 

それとも愛だったのか

憎しみだったかも知れない

時には呆れて 肩透かしも喰らった

馬鹿馬鹿しい 忘れてしまおう

別れの時ね 覚悟はいいでしょう

気がかりな夢 もう見たくはない

深く重い 溜息吐くのよ

気まずい沈黙なんか 

あなたには似合わないわ

痛みは燃えるよう 拳を固め祈る

心は乱れて

 

 

宥めるような言葉

囁くように聞かされても

空虚な時間に 引き戻されはしない

どうせあなた 口先だけでしょう

気がかりな夢 もう目覚めたのよ

忌々しい あなたの微笑み

何度も傷つく度に 

揺るがない強さ持てた

哀しげな瞳で あなたを見つめ返す 

心が泣いてる

 

 

気がかりな夢 もう終わりにしよう

若さゆえの 残酷さなのか

始まりがあればきっと 

終わる時があるいつか

ほろ苦い後悔 皮肉を込めて言うわ

心を返して

 

 

 

僕はこの頃、何に対してもイライラしたり、怒ると言うことがなくなりました。周りの人の印象も、穏やかで、いつもニコニコしていて、しっかりしているようでちょっとドジだねとよく言われます。

 

自分で意識をしてそうしているわけではありませんが、年齢を重ねてあらゆることへの執着が若い頃より薄くなっている気がします。

 

何か失敗をすると、若い頃は落ち込んで、身体を壊したこともありましたが、今ではクヨクヨしている時間がもったいないと感じるようになりました。

 

反省はしますよ。でも後悔はしないです。何か失敗をすると誰かのせいにしたがる人がいますが、原因は自分にもあるはずでし、ちゃんと自分でそれを受け止められれば前に進めるはずだと思いますから。

 

恋愛もそうなんじゃないかなぁと思います。恋人同士だと思っていても、どんなに愛し合っていると思っていても、相手の心の奥底なんてお互い見えやしないし、知るすべもないじゃないですか。相手の心の声が聞こえるなんてドラマがありましたけど、ファンタジーですからね〜。別れの原因も、お互いにあるはずだと僕は思うんですよね。

 

なんか冷めてるね〜って言われそうですけど、恋愛もそこそこ経験し、別れも何度も経験しましたから、猜疑心が強くなったのかも知れません。嫌ですね〜(笑)

 

でも、愛している人と別れなければならない時が来ても、相手のせいにはしたくない、自分の好きだったという気持ちを汚したくない…それは齢が幾つになっても変わらない気持ちです。

 

そんなことを考えていたら、こんな詩が浮かびました。一見、穏やかに見えてもこんなこといつも僕は考えてるんですよ〜(笑)