こんな詩を書いてみました。

 

『人恋しくて』 

 

荒れた唇 

煙草くゆらせていた

深い吐息いつしか漏れて 

私は一人

やけになってた 

燃えるような痛みに

愛の終わり思い知らされ 

人恋しくて

酔いに任せて 忘れればいいさ

強がってみたって 涙がこぼれる

子供みたいに

 

滲んだ瞳

いつの間にか眠った

朝の光 頬を照らして

私は一人

鏡に映る

少し歪む唇

愛の終わり突きつけられて

人恋しくて

過去の思い出 溢れてくるけど

諦めるしかない 涙はいらない

夢から覚めて

 

知らず知らずに 傷つけあってた

時が経てばいつか 許しあえるよ

切ないけれど

 

 

 

 

 

「なんとなく孤独を感じる」「誰かにそばにいてほしい」そんな風に人恋しくなる瞬間は誰にでもありますよね。

 

僕は一人暮らしですけど、同じように一人で暮らしている人は特に、誰もいない部屋の鍵を開けて、明かりをつける瞬間とか、なんとなくぼんやりとテレビを見ながらコンビニで買ってきたお弁当を食べている時など、寂しいなぁって感じる時はないですか?

 

1人の時間はもちろん必要ですが「誰かがそばにいてくれたらな」と思うこともあるんですよね。寄り添ってくれる人や甘えられる人が近くにいればいいのですが、恋愛からも最近は遠ざかってますし、「一人が楽だな」なんて感じるようになったり、なんだか感情が複雑で、よくわからなくなる時があるんです。

 

僕は無理に乗り越えようとかは思わないのですが、突然何かの弾みで過去の恋愛のことを思い出したりしてしまいます。良い歳をして恋愛ドラマの主人公の気持ちに自分の心情が重なったりする時に過去に引きずられたりしてしまいます。

 

『人恋しくて』はそんな時に浮かんだ詩です。