こんな詩を書いてみました。
『Don't give in to fate』
(運命に負けない)
果てしもなく孤独だった
出口がなく彷徨う日々に
間抜けな道化と影では言われた
露骨な敵意と憎悪に塗れた
視線 浴び続け
Don't give in to fate(運命に負けない)
声を震わせ
感情 抑えてきた
今さら過去は消せない
失った時は戻らない
虚しさだけ残されて
誰も彼も聞こえないフリ
死ぬまで嘘だけ吐き続けるのか
こんな世界から抜け出したいんだ
翼 手に入れて
Don't give in to fate(運命に負けない)
誰もがみんな
一人でもがいてるんだ
祈りの言葉をいつも
呟いて生きてゆくなんて
愛想笑いしたくない
失うもの何もないから
不敵な微笑み口元に浮かべ
浴びせられた毒 跳ね返してやる
誓う 見ててくれ
Don't give in to fate(運命に負けない)
旅の終わりは
遥かにまだ遠いよ
ためいき出るような最期
迎えよう 未練 残さずに
◎『おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!』
毎週土曜 夜11時40分 フジテレビ系
◎『おっさんずラブーリターンズー』
毎週金曜 夜11時15分 テレビ朝日系
◎『不適切にもほどがある』
毎週金曜 夜10時 TBS系
◎『Eye Love You(アイラブユー) 』
毎週火曜 夜10時 TBS系
◎『正直不動産2 』
毎週火曜 夜10時 NHK
◎大河ドラマ『光る君へ』
毎週日曜 夜8時 NHK
◎日曜劇場『さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート〜』
毎週日曜 夜9時 TBS系
僕が今、毎回、録画予約して観ているドラマです。今期は観るべきドラマが多くてちょっと大変です(笑)
休日の朝は、録画したこれらのドラマを観ることに費やされています。でも大変とは言いながら、それぞれ個性的なストーリーで、キャストの皆さんが魅力的で、毎回飽きずに観続けています。
登場人物が魅力的に見えるのは、やはり脚本の力が大きいのだと思います。演出が大切なのはもちろんですが、僕はやはり脚本がちゃんとしていなければ、ドラマや映画は良いものは出来ないと思っています。
特に『おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!』と『おっさんずラブーリターンズー』は、同性しか愛せない僕にとって、色々と考えさせてくれるドラマです。
『おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!』を観ていると、若い頃の自分をなんだか思い出すのです。
原田泰造さん演じる誠と、城桧吏さん演じる息子の翔が、秋祭りに一緒に出かけ、「射的」をするシーンで、誠が「翔は何が欲しい?」と尋ねるんです。並べられている商品を見渡すと、その中にピンク色の箱に入ったかわいいのアクセサリーがあって、欲しいんだけど欲しいと正直に言えない翔の気持ちとかがなんか分かるんですよ〜。
僕も子供の頃から、キラキラしたものが好きでしたし、アニメに登場する魔法少女たちが使うコンパクトや魔法の杖が欲しかったんですよね。
父がレコード屋さんへ連れて行ってくれて、欲しいものを買ってあげると言われて、本当は男性アイドルのレコードが欲しいのに言えなかったなぁーなんて思い出したり…。悩んだ挙句、女性アイドルのレコードを買ってもらいました。
僕は子供の頃から前髪を切るのが嫌で、それを女の子みたいだとか揶揄われもしました。まつ毛も長くて、爪も何もしていないのに綺麗なピンク色で艶々していたので、マニキュアしているとか言われ、『おかま』か?なんて言われたこともあります。関西は太っていればデブではなく「ブタ」と言われる街ですから、ちょっと肥満児だった僕は心を閉ざしてしまっていた時もあります。
今では、そんなことも思い出として振り返れるようになり、『おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!』や『おっさんずラブーリターンズー』のようなドラマが作られる良い時代になったもんだなーと感じています。
『Don't give in to fate』(運命に負けない)という詩は、そんなドラマを観ていたら浮かんだ詩です。
同性しか愛せないことは悪いことじゃない。変わってもいない。悩まないで、負けないでと言いたいです。