こんばんは。

みんなのうたは1961年4月の放送開始から
今年で50年。その中から曲を年代別に
厳選したのが「みんなのうたスペャル」です。

今回は1970’sセレクションから
僕の印象に残った曲を書いてみますね。

◎「フニクリ フニクラ(登山電車)」
この曲は幼い頃からよく知っていました。
今でも歌詞を変えてCMなどでも使われたり
しますよね。歌詞が一度聞くと
忘れられないんですよね。
「赤い火を噴くあの山へ登ろう、登ろう
そこは地獄の釜の中、のぞこう、のぞこう」
ねっ、おもしろいでしょう? 僕、今頃
知ったんですけど、フニクリ フニクラの
意味。赤い火を噴く山へ登る、登山電車の
ことだったんですね。意味もわからず
子供の頃から歌ってました~。

◎「小さな木の実
(ビゼー作曲「美しいパースの娘」から)」
この曲を聞いたとたん、「あっ聞いたことが
ある」と思いました。ビゼー作曲とあるので
クラッシックの曲で聞いたことがあるのかなあと
思いましたが、小学生の時に音楽の時間に
教わった気がします。良い曲なんですよ~
「小さな手のひらに一つ、古ぼけた木の実握りしめ…」
男の子がパパとの思い出を歌った歌なんです。
哀愁のあるメロディーが耳に残りますね~。
小学6年生の時の音楽の先生が女性の方で
教科書の曲はほとんどやらず、みんなのうたや
カーペンターズやサイモン&ガーファンクル等の
曲ばかり教えてくれたんです。
その時教わった曲かも知れません。

◎「ドンペペの歌」
ドンペペって、早く大人になりたくてつけヒゲをしてる
男の子の名前なんです。大人ぶっていろんなものに
挑戦してはドジッてばかりの様子を歌っています。
1番はメキシコのカウボーイ
2番はスペインの闘牛士
3番はメキシコのギター弾き
に挑戦します。どれもこれもさまにならないんですが
失敗しても懲りずに挑戦し続けるところが
可愛らしかったです。歌ってるのは水森亜土さん。
バックに流れるアニメーションも亜土さんでした。
ドンペペのキャラクターはあの亜土ちゃんタッチの
男の子でした。

◎アメリカ民謡の「森の熊さん」
これも日本人には馴染み深い曲ですよね。
小学生の時、音楽の時間に教わりました。
ある日(ある日)、森の中(森の中)、
熊さんに(熊さんに)、出逢った(出逢った)と
ずらして歌っていくんですよね。
この曲も「静かな湖畔」のように輪唱
というんでしょうか? 曲のバックに流れる
アニメーションは久里洋二さんでした。

◎「大きな古時計」
平井堅さんが歌ってヒットした曲ですよね。
僕のおじいちゃんの家にもありましたよ。
玄関の脇に背の高い振り子のついた時計が。
昔は病院のロビーや学校なんかにも
ありましたけどね~。最近は見なくなりましたね。
ちょっとノスタルジーを感じる曲ですね。

◎「アスタ・ルエゴ ~さよなら月の猫~」
歌っているのが研ナオコさんでなんか神秘的な
曲でした~。月夜の真夜中に猫とふたりぼっちの
僕が曲のテーマだからでしょうか。
研さんの声が曲のイメージにぴったりでした。

◎「空にはお月さま」
星野美樹子というロングドレスを着た女の子が
暗いスタジオでスポットライトを浴びながら
歌っているのですが歌詞がシュールなんです~。
作詞が劇作家の別役実さんでした。だからかなあ。
一度聞いたらクセになる不思議な世界観です。
ムムムム ムムムムムという歌詞が頭から離れない~。

◎「赤鬼と青鬼のタンゴ」
満月の夜に赤鬼と青鬼が山奥で、浮かれて
タンゴを踊っている歌です。ただそれだけ
なんですけど、歌っている尾藤イサオさんの
声と歌い方が妙に印象的で楽しい曲でした。


今回のセレクションに入ってなかったのですが
70年代といえば僕が大好きな曲「小犬のプルー」
が入ってなかったのが残念でした~。
「小犬のプルー」も小学生の時に音楽の時間に
教わったのですがいい曲なんです~。
「ひとりぼっちの僕が、プルーと会ったのは
夏も終わりの北の町。僕を見るなり駈けて来て
やさしい目をしてついて来た。」という僕と
プルーの出逢いと別れを描いた名曲なんです。
この映像も見たかったなあ。

この時代の曲ってメッセージ性がほとんどなくて
逆にそれが新鮮でいいですね。それに幼い時に聞いた
曲っていつまでも忘れないものだなあと思います。

次は80年代です~。