新型コロナで大変なことになっておりますがいかがおすごしでしょうか。

 基本は手洗い!このままいくと知らず知らずのうちに大分たくさんの人が感染すると思うけど重症化するのはごく一部!4日熱があるなら受診、何か持病をお持ちならもうちょっと早くに受診!体調悪かったら迷わずお休み!頑張って乗り切りましょう。そして大丈夫になったらコンサート行きましょう...

 

 さてこれだけ自粛になるちょっと前のお話。

 

 世界屈指のハーピスト、吉野直子さんのコンサート行ってきました!

 

 

毎年1回この時期に開催されるリサイタルです。日本において最も正統で洗練されたハープを聴けるコンサートの一つ。同時に発売されるCD自体もやがてハープ史上の重要な財産になるのではないかと思われます。

 実は昨年もチケットとっていたのですがどうしても抜けられない仕事が入ってしまって泣く泣く師匠に贈呈...今年は行ってくることができました。場所はいつものサントリーホールブルーローズ。

 

噴水に虹がかかってなんか結婚式?とても賑やか。

 

そして毎年広場のキッチンカーでご飯食べる。

前々回はソッカ、前回はコンフィ、今年はカレー。

ルーがマイルドで付け合わせも良い刺激になってとても美味しかったです。

 

そして今年は演目も把握しないままだったのですが(とにかく行けるだけで満足)、前半に運ばれてきた楽器がなんと!

シングルアクションハープ!びっくり!

 

 丁度一年くらい前に十字屋様で摩寿意先生に弾かせて頂いたあのタイプ。マリーアントワネット王妃なんかが弾いてたハープですね。

 吉野さんは以前モーツァルトのフルート&ハープの協奏曲をこのタイプの楽器で弾かれたり、上野学園に寄贈された楽器をお弾きになっていたことは存じていたのですが、まさか実際聴ける日がこようとは…

 細い弦から紡がれる明るく典雅な音色。倍音が少なめで繊細、やっぱりちょっとチェンバロなんかに通じるものがあって、その時代の趣味なのだろうと思います。しかし曲は大変!手も足もすごい。でもそれをさらっと弾いてしまわれるのが流石…

 割と前の方で聴いていたのですが、隣のお客様ともこれは前で正解でしたね~とか話しておりました。

 

 これスイスのメーカーが作ったレプリカで、長澤真澄先生なんかも弾いておられる。休憩時間にはハープ協会の現会長&副会長も前の方にお出ましになって(ご来場されていた)、一緒に弦とか見てました。

 

 後半は

いつもご愛奏のライオン&ヒーリーの23号ゴールド。

後半のプログラムはグランジャニーとかルニエとかこれまたハープの名手たちによる作曲&編曲された大変なものが続く!やっぱり素晴らしい!

 ほんとハープの魅力がつまったリサイタルでした。来年もいけるかな…

 

さてその頃。

 

こういうSNSやってるとそれなりに知り合いが増えていくものであります。

そしてハープ奏者全体のうち数パーセントしかいないであろう男性ハープ奏者ともそれなりに知り合うようになりまして、そのうち何人かで一度集まりたいねという話になりまして、主に関東圏でお声がけできる範囲にお話しして(今回は大御所は恐れ多くて含まず)お茶会しました。

 そして色々あって女性がお一人まざる。でもそれ以外は男性が7人くらい!

 

第一回

 

第2回

こっちは終演後の光景。

 

ちょっと楽器触ったりしつつだったんですけど意外に盛り上がったの。

コロナが落ち着いたらまた開催したいと思います。

若手のプロの方もまざってくれたのでホームコンサートでもよいかも。