はいお久しぶりです。予想していたことですが年度明けからちょっと職場の人が減ってそれはそれは忙しく、というかわけのわからないまま春は過ぎ去っていきました。

 

 その合間にやってたこと。

 

恒例、職場関係のオーケストラ!

毎年4月の行事です。

 

 今年は前日の練習に参加できず、マイスタージンガーの第一幕への前奏曲を直前の練習のみで本番という大変スリリングな体験でした。

 このブログはじめたころぐらいに一度やってるんですけど、その時はハープだったんですね。で、この曲のハープ、「いたの?」くらいの扱いなんでその時はそんな緊張もしなかったんですけど、今回はトランペット。流石に「いたの?」とはならないし、トランペット吹くの半年ぶりだし、ほかのメンバーもそれくらいだからパートを押し付けあった結果1番になってもうどうなることかと思ったんですが一応消滅はしなかったんでよかったと思います。

 

 学生の時よりも力が抜けて高音とかちゃんと吹けてる気がする。

 

 で、ゴールデンウィーク中に今度はハープの賛助でこちらにお邪魔してきました。

乗り番はパガニーニの主題による狂詩曲だけ、と思ったらアンコールがチャイコフスキー作曲、バレエ音楽「白鳥の湖」より情景1…

 

こちらの練習は4月に都内で3回くらいあって、そのうち1回が府中の森芸術劇場。

府中の森芸術劇場のロビーにはハープ奏者をモチーフにした彫像があります。

これが府中の森の。

 

でこの像のハープ、モデルが武蔵野音楽大学楽器博物館に収蔵されているエラール社の楽器で、同大学のベートーヴェンホールにもあります。

 

これが武蔵野音楽大学の。

最近校舎が新しくなってとっても綺麗になりましたが、この像は健在でした。

 

どうも同じものが豪華客船飛鳥にも乗っているそうです。

いつか乗ってみたい。

 

………でね、この時の練習会場、府中の森芸術劇場「分館」だったんです…orz

 

慌てて分館に向かったんですけど、「駅から徒歩1分の好立地(駅直結)」というのは往々にして車で行くと難所。

駐車場入り口が見えているのに「右折禁止」「一方通行」「本日歩行者天国」で会場の周りをぐるぐる彷徨いました。

 

 

☆賛助でハープをお呼び下さる団体の皆様へ☆

楽器持参の場合は駐車場の有無と「この道を通ってこういくとスムーズに駐車場にはいれます」って情報をいただけると大変助かります。

 

 

本番会場には前日から楽器置かせて頂けて駐車場もわかりやすくてスムーズ。

杉並公会堂はよく音が響いてくれて、その分弾けてないのもバレそうで怖かったです。

 

 パガニーニの主題、ハープが一番目立つのはグリッサンド×3ってところで指揮者の先生が指示出してくださったので(指示がなければ絶対入れない)無事クリア。他の部分では申し訳ないことに僕の力量ではどうにも弾けない所もありましたが(弾けても聞こえないだろうけど)…

 この曲に関してはピアニストの先生の演奏が本当に素敵で、ものすごい技巧も、しみじみと心に染み込むような歌い方も、うっとり聞き入っておりました。そして部分的に落ちた。

 

そして交響曲は降り番で、

団のfacebookから拝借。交響曲終わって拍手頂いているとこ。

楽器は出しっぱなしで僕はまだいない。

 

指揮者の先生が舞台袖に引っ込んだり出たりしてるときにさーっと移動して着席。

出しっぱなしでチューニングどうなっているかと思ったけど意外に大丈夫。

 

そして怖いアンコールがはじまる。

 

白鳥の湖の情景1って最初弦がトレモロで「さーっ」と弾いていてハープだけがテンポ刻む音型で入っていて、そこにメロディーのオーボエ様が入ってきたときに「テンポが合わない!」ってなるのが怖い。そしてブレーキかかったり、アクセルかけたり…

 前日の練習までどうにもテンポが読めなくて合わなかったんですが、オーボエ様と二人でちょっと合わせ練習なんかやって本番は淀みなく流れてよかったです。

 譜面の1枚目が終わればだんだん楽器が増えてハープが埋もれ始めるのでちょっと気が楽になる。

 

 帰りに楽器積み込みしていたら車出し待ちのお客様からお褒めの言葉といただけて嬉しかったです。

 

 次の本番は夏…