2ヶ月以上あいちゃった…orz
年度変わりって忙しいですよね…
 
え~まず宣伝だけしておいて全然ご報告していなかったレバーハープの祭典から…

5年ぶり3回目。1回目が2010年、2回目が2012年(たしか2011年予定が震災で延期になった)、毎回様々なハープと演奏者に出会えるイベントで、ちょっと間が空きましたが今年はアイルランドとの国交樹立60周年記念事業の一環として開催となったそうです。
 

前の広場が親子連れで溢れていたスクエア荏原様。
 

途中とても気になったお仏壇屋さん。お仏壇がはめ込まれてる!
 

会場にはたくさんのレバーハープ!
 

青山様。
 

ライオン&ヒーリー様。
 

サルヴィ様。
 

カマック様。
 
と、主要4メーカーがそろい踏み。
パンフレットの裏がすごくて、

4社が並んで載っておる!これはなかなか無い光景。
 
 ハープは複数社の楽器を一度に試すことができるという機会はそうそうないのでこれはたいへんありがたい企画でした。
 レバーハープの場合、まず「クラシック系か、ケルティック(民族音楽)系か」というところからはじまって、極端な場合同じメーカーでもそれぞれの機種ごとに目指すものが違ったりするので(カマックなんか顕著)これでも全貌がなかなかつかみにくい…音質も、音量さえも正解がない(大きな音が出なければならないこともない)のでどれが良い楽器とは言いにくいんですね。演奏法が違う方もおられるし…
 僕は当時手の届く楽器がそれしかなかったという理由でフロアハープは青山の130(DB)なのですが、それなりに満足していたりします。高級機種を弾くとやっぱり良い音だな~良く鳴るな~とは思うのですが、アイリッシュなんだからこれでもいいよね、という感じ。
 
…もっと言うとですね、レバーハープって怖くてこれ以上手が出せないんですな。ほんとそれぞれに良さがあるので買い始めたらきりがない。しかもどんどん新製品出てくる!
 グランドはまだメーカーごとのキャラクターがありますし、流石に何台も買うことが難しくて容易にブレーキかかりますが、まだ手が届きやすいレバーハープはまさに沼…
 
そしてコンサート


 演奏は結成当時からホームページに遊びに行ったのにお伺いする機会がなくて今回はじめてだったギターとアイリッシュハープの素朴で可憐な演奏を聴かせてくださったTico moon様、がっちりクラシックの先生という印象を持っていたのですが、足首につけた鈴を鳴らしながらの素早いアイリッシュミュージックからデボラハンソンコナンのハープらしからぬ曲まで、新たな魅力を披露して下さった安井先生、そしてシンセサイザーとパーカッションで中世の曲から作曲された曲まで、様々な可能性を演奏された八木先生と盛りだくさん!
 
それから合奏企画!
「青の弦って何の音ですか?」っていうくらい本日はじめましての方から、「先生なんで乗ってるんですか?」って方(ハープ協会の支部役員様…)まで、さまざまな方が…でも楽しく合奏できました。井田先生、田中先生、本当にありがとうございました!ちなみに40人くらい参加で男性は坊やからおじいちゃんまで4人、これでも割合としては多かったんではないかと思います…

楽器が足りなくなる可能性があるからサウルハープを担いでいった。
 青山様はどうしてケースを緑にしてしまったのか。格子模様とあわせて、担ぐと亀さんみたいになる…

 でも唐草模様入り黒は好評!何人かの方に「特注ですか?」って聞かれましたが、いいえ、在庫処分品です。
 
 最後に菊地先生のスライドによるハープの解説と演奏。ブライアン・ボルー上王のスライドを前に演奏されるブライアン・ボルーのマーチは空間全体の雰囲気が変わる…
 それからもちろん昨年が「Foggy dew」のメモリアルイヤー(イースター蜂起から100年)ということをご存じで、演奏でのご披露はもちろん、
 

楽器展示コーナーでチマチマ弾いてたら(僕の数少ない暗譜している曲)さらっと合わせて弾いてくださいました!
 
最後は蛍の光で日本人には安定の終了。
 
 とても素敵なイベントでした!
 過去にはヒストリカルハープやアルパなども登場したことがあって、また次回があればな~と思います。