母が医師から余命宣告をされたとき、私がしっかりしなきゃ!私が泣いたり動揺してはいけない!と思って、自分自身を普通に保つことで精一杯で、そのとき母の気持ちまで考えられませんでした
今振り返ると、3ヶ月と余命宣告された母は何も考えられなくなっていたと思います
余命宣告されてから半月位は意識はまだしっかりしていて、どんな気持ちで日々過ごしていたのだろう?
泣いた日もあったかな?
私は何も出来なかったです
ただ、変に気を遣ったり、優しくしたりするより、普通に接したことは良かったと思います
その後2回主治医から余命宣告をされて、どんどん短くなったことは母に伝えませんでしたが、母は死が近づいていることに気付いていたのかな?
だとしたら、どんなに心細かっただろう……
私も1月に今月中には……と医師から言われたときは、受け入れがたくて、まさか本当に早くその日が来るなんて思えませんでした
もっともっと一緒に食事や買物行きたかったね
私、最後の晩餐だった、かにしゃぶはよく覚えているよ
お母さん、もっと食べたかったんだよね
この頃はもう肝臓の毒素が脳に回っていたと思います
認知症かと思ったけれど、あれは毒素のためだと、あとから知りました
病院の主治医や看護師からの連絡、ケアマネさんからの連絡……すべて私が受けていたので、仕事中に携帯へ留守電が入っているのは、ほぼ毎日でした
それが嫌だったというのではなくて、私がしっかりしなきゃ!判断するのは私!と鼓舞して、いつもならネットで調べたりしますが、私は余裕が全くなくて、母の病気について詳しく知ったのは、亡くなってからずいぶん経ってからです