家族の癌が末期で、抗がん剤を選んでも緩和ケアを選んでも、その先は死が待っている場合、

患者の付き添いや病院からの連絡の窓口になる家族には覚悟がいると思いました

母の膵臓癌は他の臓器にもかなり酷く転移しており、始めに余命宣告された期間より、2回目3回目とどんどん死が近くなってしまいました


主治医も2回目3回目のときは、私に言っただけで、母に伝わらないようにしてくれました

母が気付いていたかどうかはわかりません


12月1日に母の癌を知って、それから亡くなるまでの1ヶ月半弱……特に12月の1ヶ月は覚悟を決めて、通院の付き添いや検査入院の諸々をやり、何もない日に仕事に行くような(仕事中も病院やケアマネさんから携帯に留守電がよくありました)日々でした

何を覚悟したか?

母の前でいつも通り接すること、特別優しくしたり、何か気を使うようなことはしない

普段通りを心掛ける。


亡くなるまで、気が張っていたので、泣くこともなかったです

悲しみに暮れるのは一瞬で、すぐに葬儀屋さんに連絡をしなければならず、また気の張る日が続きました


私の気が緩み、母が亡くなったことを哀しみに暮れる日がきたのは、葬儀も終わり、仕事に戻って仕事が一段落してからでした