私と父は毎日交代で母の面会に行っていました

もう毎日行くべきときだったと思いますが、体力がもちませんでした


何となくその日は私が面会に行った方がいいと思った日の丁度次の日との狭間で母は逝ってしまいました

夕方17時頃私が面会に行ったとき、麻薬のパッチをつけた後のようで、痛みがやわらいでいたようで、寝ていました

そのときは、もうあと何時間で亡くなるとは、看護師さんも私も思わず、看護師さんから明日買って持ってきて欲しい物を伝えられたので、帰宅途中買物して帰りました


帰宅して少し仮眠をしていた22時頃、父が慌てて「病院から電話があった。早くしろ。行くぞ」と言われました

脈拍が大分弱くなったようで、そのときの母は薬がきれて苦しんでいました

しばらく様子を見ていましたが、そのときは私もパニックになってしまい、看護師さんが父に話している内容がすべて聞こえませんでした

最後に、「車の中で待っている方もいます」と言っていたので、もしかしたら「今夜が危ない」というようなこと(そうは言っていませんでした)を父に話したのかもしれません


「車の中で待っている」と言われたら、かなり危ないということです

病院内では待つ場所がなかったので、我家は車もなかったため、一度帰宅して、また病院へ直行になりましたが……(母の最期には間に合いませんでした)

あのとき看護師さんからよく話を聞いて、近くのファミレスなどで待つなどすれば良かったと思います


鬱病だった母は長く鬱病を患っていたため、「早く死にたい」とよく口にしていましたが、癌が分かる数ヶ月前からは言わなくなりました

自分の死の前は分かるのでしょうか?