母が亡くなる丁度一年前に愛犬マリーが亡くなりました
母が亡くなったのが11日、マリーが亡くなったのが22日でした
母は癌が分かる前から、「マリーが呼んでいる」と言っていました
私は仕事に復職したばかりで、母の話をまともに聞くこともできませんでした
マリーはマルチーズで、17歳で亡くなりました
特に最期の1ヶ月は辛そうで、私が次の日休みの金曜と土曜は、マリーと一緒に寝て、マリーの呼吸が楽になるまでずっと抱いていました
ときには、朝になっていることもありました
かかりつけの獣医さんから、マリーの寿命については13〜14歳頃に話があり、もってあと2年と言われて、1年長く3年生きてくれました
マリーのときは、お骨上げのときに、係の方が色々お話してくださり、「この子は天寿を全うしましたね。ここに十字架のように、十字になっているのは、天寿を全うしたということなんですよ。幸せでしたね」と言ってもらえました
マリーが幸せだったかわかりませんが、前日まで私たちの周りを歩き回って、大好きなカステラをおねだりして、次の日は消化できず吐いてしまい、その数時間後に母に抱かれて天国へ逝ってしまっていました
私はそのときマリーが寝てしまったのかと思って、2階へ行こうとしたときに、母が「マリー、もう息していないよ。亡くなっているよ」と言って、戻った気がします
私も抱きましたが、そのときは吐いて疲れたのか?まだ息はしていて、クタッとはしていました
吐いた後、よくあることだったので、いつものことだと思いましたが、吐いたことで身体がもう疲れてしまったのかもしれません
あっという間でした
母が亡くなったときと違ったのは、マリーの死は数年前から覚悟をしていて、段々弱っていくのが分かったので、"もう頑張らなくていいよ"という気持ちでした
本当は前年のクリスマスに亡くなっていたかもしれません
その日、私が帰宅すると、マリーはクタッとしていて、マリーは心臓が悪かったので、朝までずっと心臓が楽になるようにして抱いていました
もう一生クリスマスケーキは食べられないのでは……と思いましたが、持ち直してくれて、1ヶ月頑張って天国へ召されました
マリーはペットであったということもあると思いますが、余命宣告されてから、やることは全て(本当に出来る限りのことはしました)やって、マリーが亡くなったときには、主治医の先生からマリーに花束を頂き、専属のトリマーさんに伝えると、トリマーさんは泣いていました
私たち家族だけでなく、マリーが亡くなったことを一緒に悲しんでくれる人がいてくれたことが、私には救いでした
マリーは愛されていたんだね、と思えました
次回……母の場合に続きます