シュー生地に詰め物をした前菜
こんなアイデアもあるんですね。
ラタトゥイユに牛肩肉の焼き物
こちらのお肉は赤身が多く歯ごたえもあって更に脂が少ないせいか私は胃もたれしません。
クローディンヌのコレクション!
バカンスの行き先から持ち帰った砂を香水瓶に詰めていたらこんなに貯まっていたなんて驚きます。
ブルターニュのブロカントから持ち帰ってからピエールが綺麗に手入れをして施したアンティーク家具に目が真っ先に止まりました。
嬉しそうに扉を開けて旅の思い出を話してくれました。
アジアから、アメリカから、ヨーロッパから…と分けて陳列。
桂浜や鳥取砂丘からも!
それぞれ特徴ある粒子と色でした。
朱色のものまでありました。
シャネルNo.5がお気に入りなんですね
怒濤の平日5日間の後の週末は体力を回復するべく遅めにスタート…かと思いきや、8時半からマレ地区界隈の道具屋と製菓材料の店をまわりました。
同じ品でも値段を比較して少しでも安い店で買います。
微々たる差ですが銅製カヌレ型だけは違った!
その開きたるや5倍!!!
2時間で3軒で買い物して急いで帰りました。
今週、フランスのロックスターが亡くなり今日土曜日はマドレーヌ寺院でお別れの会が開かれるので界隈に人混みが溢れる前に退散しました。
帰ってすぐにパリ郊外にお宅まで出かけました。
今年5月に高知の日曜日市で偶然出会ったGroly夫妻にランチに呼ばれていたのです。
普段は定期パスでパリの中をメトロとバスで移動していますが郊外路線、それもU線は初めてでした。
切符を買って改札に通すと弾かれる
長蛇の窓口に並ぶこと10分余り。
違う線の改札に切符を入れていた
RER線とU線を乗り継いで1時間ほど、ようやく着いたけど15分遅刻…
ご主人のピエールが迎えに来て待っていてくれました。
スタートは応接間で塩気のアペロをつまみながら甘いアペリティフ片手に夫妻の旅のアルバムを見せてもらい、お互いの近況などたっぷり語り合いました。
アペリティフは何がよい?
と聞かれてさっとキャビネットを開けるとずらーっとコレクションが!
「響き」やワンカップの日本酒までありました。
食事に合わせて赤白、甘口かそうでないかワイン変えながらランチが進んでいきます。
クローディンヌがキッチンに向かうタイミングも自然で会話が途切れることがありません。
こういうところ、私たち夫婦にはまだ出来ぬところです。
郊外といってもリビングからはエッフェル塔がはっきりと存在感を示して見えてサクレクール寺院にも目がとまります。
フランス人は毎年のバカンスと定年後の人生のために一生懸命に働く。
と友人は言っていましたがGroly夫婦はまさにそのような印象の方たちでした。