食が変われば
体が変わる、心が変わる、生き方が変わる
trois
自然のリズムに沿ったお食事で
心と体を癒し、
自然と調和しながら
本来の美しさと健康を手にいれるための
マクロビオティック的
フードセラピーの教室です。
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「何を食べるか」は、
どんなあなたになって
どんな生き方をするか
に直結しています。
あなたの心と体と暮らしを
自然のリズムに沿った「食」で癒し、
「心も体も幸せ体質」に変えていく、
佐藤三知代です
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フードセラピーのブログへようこそ^^
今回は
リンパ管の目詰まりを解消するお食事について
少しお話していきますね。
前回のブログ
のフードセラピー編になりますので
参考にしてください。^^
さて、
リンパ管の目詰まりを
進行させている食べ物って何でしょう。
それは「油脂」です。
油脂と一言で言っても色々あります。
・植物油
・動物油脂
・卵
・乳製品
などが油脂と呼ばれる食品。
一般的に
「おいしい〜♪」と言われるものには
ほとんどこの油脂類が入っているという
悲しい現実。
でも、
油脂たっぷりのお食事ばかりを続けていると、
リンパの目詰まりは
なかなか浄化できません・・。
カレーを作った後のお鍋って
きれいに洗い落とすのに苦労しませんか?
それと同じ状態を
自分の腸内やリンパ壁に
常に作ってしまっているようなものなのです。
油脂で目詰まりした
リンパ菅をそのままにしておくと、
「肌の状態が悪く」なりますし、
「物悲しい」という気持ちを
引き起こす原因になっていると考えます。
その油脂の中でも
特にバターやラードなど
常温で個体の動物性油脂は
リンパの目詰まりを起こしやすい
と言われています。
菜種油や胡麻油、えごま油、
オリーブオイルなど
植物性の油脂の方がまだ分解されやすく、
動物性脂肪と比較すると、
腸壁を汚しません。
(植物性だからといって何でも摂りすぎはダメですよW)
ただ、もっと控えた方が良いのは、
植物由来でありながら
常温で個体の食品。
マーガリンです。
マーガリンに含まれる
トランス脂肪酸は分子構造が
何とプラスチックと同じ!!
だそうです。
マーガリンを常食していると、
リンパ管にプラスチックの膜を
作ってしまう様なものですね。
アメリカでは
このトランス脂肪酸の使用を禁止していますが、
日本ではまだまだ
企業努力の範囲でしかありません。
トランス脂肪酸は
牛肉や羊肉、牛乳や乳製品に
天然由来のものとしても含まれていますし、
マーガリンの様に、
油脂を加工・精製する工程で
生成されるものに分けられますが、
外食産業で使われている
加工油のほとんどに含まれています。
外食をする際には、
油たっぷりの揚げ物や
フライドポテトなどの揚げ物は
この時期だけでも、
できるだけ避けた方が良いですね。
油ものを避けよう、とはいえ、
これからの季節、
お魚は脂が乗って美味しい季節になりますし、
収穫の秋ですから、
油脂類ゼロの食事は
難しいかも。ですよね。
でもね。
自然はちゃーんと
油脂を分解しやすくしてくれる食べものを
用意してくれています。
それは
陰陽五行の五行色体表に
見ることができます。
秋には
五色にみる「秋の色:白」
五味に見る「秋の味:辛み」
これらを摂ることで、
対応する臓器「肺と大腸」を整え、
心身の状態を改善することができる、
ということが分かります。
五行色体表
白くて辛みのある食材って何でしょう。
そう
「大根」です。
また、
玉ねぎや生姜、ニンニクなども
油脂類の分解を助けてくれます。
大根や玉ねぎには
オリゴ糖が含まれていて
大腸にすむ善玉菌のエサになってくれますので
リンパ管だけでなく、
大腸の腸内環境も整えてくれます。
加えて、マクロビ的には
麹(こうじ)も
油脂類の分解に良いと考えます。
麹は発酵することで、
100種類以上の酵素を生み出し、
脂肪やタンパク質を分解する力を持っています。
腸内洗浄、リンパ洗浄には
もってこいの食材なんです。
麹を含む食品は、
大豆を麹で発酵させた
お味噌やお醤油が代表的。
塩麹もいいですね。
大豆には
もともと含まれるレシチンが
リンパ管にへばりついた油脂を
水にとかしやすくしてくれる役目を
担ってくれますし、
同じくサポニンは洗い流す役目を担ってくれます。
その大豆を「麹」で発酵させていますので、
リンパにとっても
腸内環境にとっても
素晴らしく良い仕事をしてくれるって
イメージできますよね♪
また、
・にがりを含んだ自然塩
・自然の本葛
・柑橘類
・根のもの
・皮付きのもの
こういった食品や食べ方も
マクロビ的には推奨です。
思い起こしてみれば、
天ぷらをいただくときには
生姜入りの大根おろし。
そして秋刀魚の塩焼きには
大根おろしにすだち。
豚の生姜焼き、
牛丼には玉ねぎ、
お寿司にはガリ(生姜)
お肉料理や魚料理にもニンニクで
下味をつけたりしますよね。
あと
カレーには玉ねぎを炒める時に
ニンニクを入れるとよりいいです。
なるほど、
油脂たっぷりの美味しいものには
それを打ち消して中和してくれる食材を
自然は提供してくれていますし、
経験的にリンパを汚さない食べ方を
選んでいるということが分かります。
ところで、
朝食はパン食です。
というご家庭も多いかと思います。
パン食のおかずって
油脂と糖質のカタマリです・・。
パン自体に油脂が入っていますし、
目玉焼きにハムやベーコン
パンにはマーガリンやジャム。
お砂糖が入ったジュースに
コーヒーには白いフレッシュ。
このメニューを見ただけで、
腸内を汚してしまっている感じ、
読んでいただくうちに、
お判りいただけたかな、と思います。
油脂を分解するものが何もない!
のです。
ですから、
洋食中心のお食事を摂っている方は
秋の期間、満月期の期間、
この間だけでも
ご飯とお味噌汁を中心にした
和食の朝食に変えていくことも良いですね。
ご飯は特に皮付きの玄米がお勧め。
玄米は、
胃腸の弱い方には、炊き方のコツもあるので
取り入れたいけれど心配!
という方は、ぜひご相談くださいね^^
洋食に比べて「地味」だけど、
「滋味」がいっぱいの和食
また、外食をする際は、
ハンバーグなら、
大根おろしがのった和風ハンバーグ、
トンカツでも大根おろしをかける、
八丁味噌がでいただくなどの
工夫をすることで、
油脂の分解を少しでも
助けてくれる食べ方ができます。
秋になると何だか物悲しい、
秋になると体調が悪い、
そんな方も
リンパ管を浄化して、
大腸の環境を整えると、
心と体の状態も安定してきますよ^^
できるところから
取り入れてみてくださいね。
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最後までお読みいただきまして
ありがとうございました。
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