ナード・アロマテラピー協会認定校
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ｔｒｏｉｓ
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アロマ・マクロビ・コトダマで
心も体も暮らしも生き方も。
自然とつながる
”まあるい暮らし”
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ブログにお越しくださいまして
ありがとうございます。
今回から、
過去にこちらで掲載させていただいた、
「月とアロマと陰陽五行」
のテーマと、
「植物の力をあなたの力に」
のテーマについて、
多少手を加えながら
再アップさせていただこうと思います。
というのも
これから始める
新しい香りのカウンセリングは、
その根幹である陰陽五行はもちろん、
植物が持つ生命力やエネルギーが
私たちに与えてくれる力を
とても大切にしています。
自分自身の確認も含めて
まずは再度、皆様にこのあたりのお話を
お伝えできればと思っています。
以下2018年の過去記事からとなります。
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ここ最近、
「陰陽五行について話してほしい」という
ご依頼をポツポツといただくようになりまして、
（ありがたいことです！）
自分の頭の整理もかねて
今までこのブログでも
時折記事に書いていた、
月の運行、太陽の運行と暦の話し、
そして陰陽五行のことを
まとめていこうかなと思っています。
テーマの
「月とアロマと陰陽五行」の
「月」は「暦」と捉えていただけると
良いかと思います。
最終的には
季節の移り変わりや、
陰陽五行のエネルギー循環の
感覚を感じ取っていただくきっかけに
なっていただければと思いますし、
マクロビオティック的視点の自然食や
アロマテラピーのセルフケアに
ご活用いただけるものにできればーと
思っています。
さて、
早速ですが。
「陰陽五行」の
「陰陽」ってなんでしょう？？
自然界に存在するありとあらゆるものは
「陰と陽」という、相反する性質のものが
お互いを引き合い、補い合っています。
そして、どちらか一つだけでは
存在することができません。
太陽と月、光と陰、
男と女、昼と夜、
表と裏、動と静、
交感神経と副交感神経、
湿っている状態と乾いている状態、
プラスとマイナスのように、です。
「精油」も自然の産物ですから、
陰陽の性質があります。
（精油の陰陽については別の回で）
でも、
絶対的な陰、
絶対的な陽というものはなく、
相対的なもの。
そして、
陰の中にも陽があり、
陽の中にも陰があり、
陰が減少すると、陽が増加するという様に
陰陽のバランスは絶えず変動しています。
陰が増加を極めると、
陽に転じ、陽が増加を極めると、
陰に転じる、
という風に、
そのエネルギーは絶え間なく生まれ、
消滅し、流転しています。
陰性のエネルギーは
「膨張・拡散・緩める・冷たくする」
陽性のエネルギーは
「収縮・求心力・固める・温める」
というエネルギーの方向があり、
このエネルギーが
「万物の生成と消滅」という
「循環」を生み出しているのです。
この陰陽の捉え方で大切なのは、
「自然界全てのものは相反するエネルギーが
お互いを必要として、
互いにバランスを取りながら変化、流転するもの」
ということ。
地球は
自転することで朝・昼・夕方・夜という
時の移り変わりを生み出し、流転しています。
そして
自転しながら太陽の周りを公転することで、
春・夏・秋・冬
という季節を生み出し、流転しています。
地球に育まれている
植物も
発芽・成長・開花・結実
という循環を繰り返していますよね。
人も、ミクロの目で見れば
その細胞一つ一つが原子核を中心に
ぐるぐると回転しながら
細胞が消えては生まれ、
誕生・成長・成熟・老齢・死、
という大きな循環を生み出しています。
この全ての循環に
「陰陽」のエネルギーが作用しているのです。
陰陽の流転を表した「太極図」
ぐるぐるしてますよね（笑）
サーフブランド「タウン＆カントリー」の
ロゴデザインにもなっています。
「陰陽」について、なんとなく〜でも、
どんなものなのか
感じていただけましたか？
「平家物語」の冒頭の一節
祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。
沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。
おごれる人も久しからず、ただ春の夜の夢のごとし。
この一節を
「永遠に続くものは何もなく、
万物は全て流動的に動き
また新しい時代の波がくる」と捉えると、
これって陰陽の循環を表しているなーと
思います。
また、
嫌なことがあっても、必ず終わりはきます。
良いことも、必ず衰退する時がきます。
でも新しいものを生み出す力が
私たちにはある。
そんな風に陰陽を捉えると、
「陰陽」が身近なものに
感じられるかもしれませんね。
さて、
この陰陽のエネルギーが
入れ替わり、循環、流転する様を
よりわかりやすく描き出したのが
「陰陽五行」です。
木・火・土・金・水（もっかどごんすい）
という、
地球を構成する要素で
わかりやすく描き出したものなんです。
陰陽五行については
また次回にしますね＾＾
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＊陰陽の相反するエネルギーについて
ここでは、
陰性のエネルギーは
「膨張・拡散・緩める・冷たくする」
陽性のエネルギーは
「収縮・求心力・固める・温める」
としています。
これはマクロビオティック的な理解です。
多くの「アロマ×陰陽五行」関連書籍に書かれているのは
陰性：固い、物質的、ゆっくり、冷たい、下降する
陽性：動きがある、非物質的、速い、温かい、上昇する
という解釈で、
マクロビオティック的な理解と若干の違いがあります。
これは「スピリットとアロマテラピー」
ガブリエル・モージェイ氏の著書の影響が
大きいと思います。
私もこの本は愛読書の一つですが、
ここではマクロビオティック的な視点で
陰陽を捉えたいと思います。
マクロビ的視点の陰陽は
「エネルギーが向く方向、
その状態を作るエネルギー」であり、
ガブリエル・モージェイ氏の方で示している
「陰陽」は、その結果の「状態」である、
と理解してくださると良いかと思います。
（マクロビオティック的視点と
合致しているところもあります）
例えば
「固める」ということについて、
ガブリエル・モージェイ氏の本では
陰性：固い・下降する
マクロビオティックでは
陽性：固める
と、陰陽が全く反対のものとして示されています。
この説明として、
秋から冬になっていく時、
気温は下降し、寒い状態（ガブリエル氏の陰性）ですが、
その寒い状態を作り出すのは、
地球の中心からの
収縮の力（マクロビ的陽性）のエネルギー
が働くので、寒くて固い「陰」の状態になる、
ということ。
外気が冷たく冷え込んでいるときに
体はキューっと固くなりますよね。
体をキューっと収縮しようとするエネルギーの向きが
マクロビ的陽性のエネルギー、
縮こまって固まった状態が陰
といったらよりご理解いただけるでしょうか。
どちらが正しいとか間違いとかではなく、
視点の違い、見方の違い
と捉えていただけると嬉しいです。
なんのこっちゃ？？
ますますわからん、という場合は
どうぞこの部分は忘れちゃってくださいませ！
ここまでが過去記事となります。
それではまた次回！
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