この度の熊本・大分を震源地とする地震で、犠牲になられた方々の御冥福をお祈り申し上げます。御遺族の皆様には御悔みを申し上げます。また、被災された方々に御見舞を申し上げますとともに、一日も早い復興を、ご祈念申し上げます。





研究教育機関が社会の問題を受け止め、解析し、理論的原則的な解答を見つけ出し、実施主体、広範な国民大衆に提示する役割を持っている以上、その準構成員である学生・生徒が社会の様々な問題に関心を持ち、関与しようとする事は、(直接行動は保留されるべきだとしても、)当然である。世界的には冷戦構造・軍事紛争、国内的には交通機関のストライキ、爆弾事件等々、そして学生・生徒の一部は、直接行動を保留して知性を磨き、身体を鍛えるという原則内に留まる事が出来ず行動に走った。

 高校では、民族系・代々木系・反代々木系・ノンポリ系の代表による討論会が行われた。ある時、学校主催の全校集会が行われた後、解散せず残っている数十名の生徒の中から、一人の生徒が壇上に登り話を始めた。話がある程度進んでから、その上級生の生徒は語った。
 「私達は何かをすべきではないのか!」
そして、明雄が指名された。
 「山下君、君はどう思う?」
 「僕は高校生の政治活動が、法律的にはどうなのかを、先ず調べるべきだと思います。」