現代国語と古文と漢文だけが学ぶべき教科であるはずがない。あと2科目追加するとしたらそれは何か?先ず数学はどうか?この科目は若さが研究者には求められるようである。ガロアは若くして重要な数学上の定理を発見し、若くして死したと伝記は伝えている。体験に照らしても、例えば「漸化式」の問題が16歳の時にはよく出来たのに、18歳の時に解いてみたらスピードがまるっきり落ちてしまった。ヒラメキの様なものが頭を駆け巡って、すぐに解法が浮かんだのに、今は、ヒントを見ないと解けない18の春。という塩梅で、確かに「若さ」「純粋さ」が数学の様な教科と相性がいいという事はありそうだ。「感情」が「純粋に」数式、数列に向かいうる青春の特権か。明雄の高一最初の中間試験の数学は一科目が満点だったのに、内面の統率に困難を感じるようになるに従って、数式と数字に向かう事も困難になっていった。