こんにちは。
『軍艦郵便』の表示はありませんが、菊2銭の軍艦筑波あての軍艦郵便です。
伊豫木浦 明治40年4月20日 ⇒ KOBE 4月21日 ⇒ 軍艦筑波
軍艦郵便が開始された当初は、軍艦から国内に郵便を差し出す場合は、国内の郵便料金が適用されましたが、国内から軍艦に郵便を差し出す場合は、外国あての郵便料金が適用されました。
『海外派遣ノ帝国軍艦發着閉嚢郵便物取扱方』の抜粋
『内地ヨリ遣外帝国艦隊又ハ軍艦ニ発送スル郵便物ハ外国郵便物トシ外国郵便物ノ種別及料金ヲ適用ス』
この使用例は、国内から軍艦に差し出したはがきなので、国内の郵便料金1銭5厘ではなく、外国あての郵便料金4銭が適用されています。
『海外派遣ノ帝国軍艦發着閉嚢郵便物取扱方』では、交換局として、横濱、神戸、長崎の3局が指定されており、この使用例では、あて先に『神戸郵便局気付』と記載されています。
ちなみに、国内から軍艦に郵便を差し出す場合に、国内の郵便料金が適用されたのは、明治40年10月1日からで、これ以降は、『軍艦郵便』と表示する必要がありました。
『外国郵便規則(明治40年10月1日施行)』の抜粋




