全国求人情報協会さんが毎月集計&発表している「求人広告掲載件数等集計結果」の8月度分が発表されました。
まず【各媒体の合計】です
7月に大幅に減少した掲載件数。8月はやや持ち直したものの、減少傾向は止まらず。
これまで「景気が良かった」という感覚はあまりなかったのですが、こうして表にしてみるとやっぱり今、景気は悪くなってるんですね(←今更ではありますが)
で、この全体での減少傾向を見た時は「ふ~ん、そうなんだ。いつもと一緒か」程度の感想だったのですが、媒体別の集計結果を見て、ちょっとこれまでとは違う傾向がでていて、おどろきました
これまでの掲載件数現象の傾向は
有料誌>>>折込>>フリーペーパー>インターネットサイト
の順でしたが、各種紙媒体3種が7月よりは持ち直しているのに対して、インターネットサイトが昨月よりも悪化。
悪化度合いでいえば、唯一の対先月比マイナスという結果になっています。
これまで、他の紙媒体からの移行を中心に、上り調子1本だった、インターネットでの求人。どうもこれも行き詰っちゃったみたいです。
それともインターネット媒体が使われているのは東名阪の大都市圏が中心ですから、それら地域が局極端に落ちていて、紙媒体が主体の地方はそれほどでもない、もしくは既に最低ラインまで落ち込み済みってことなんですかね。
ここのサイトではエクセルデータで、媒体別や、地域別の元データが見られるのですが、それを掛け合わせたデータは好評されていないので、そこまで読み取ることはできませんでしたが。
★今日、思ったこと
このサイトのデータって、いまいち分析がたらないですよね。
上に書いたような、かゆいところに手が届くって感じじゃないです。
とりあえず集計して、とりあえず発表してみたって感じ。
数字だけの発表で、そこに分析みたいなものはないですしネ
協会に加入している会社さんには、もっと詳細なデータを配布しているのかなぁ・・・・
それがあるなら、読んでみたいなぁ・・・