アルバイトサイトや派遣サイトの、求人広告・募集広告では必ず「勤務時間」を書く欄がありますが、これとセットになっているものに「残業時間、または有無」を記入することになっています。
でも、この欄は微妙に書きづらいんですよね。
そもそも、新部署を立ち上げる時(オープニングスタッフ)の募集の時は、当然残業時間がどうなるかなんてわかりません。それにサイトによって微妙に残業時間の範囲が異なっていて・・・
主要派遣サイトの「残業」に関する検索軸を下記に列記してみます
■はたらこネット
残業なし/残業20時間未満/残業20時間以上
■[en]派遣のお仕事情報
残業なし/残業ほとんどなし(10時間未満)/残業が多め(20時間以上)
■リクナビ派遣
残業なし/残業20時間未満/残業20時間以上
■マイナビ派遣
残業なし/残業が多め(月20時間以上)
■派遣ネット
残業なし/残業少なめ/残業多め
■@ばる
残業なし/残業20時間未満/残業20時間以上
■派遣ジョブ
残業なし/残業月20H以上
ほとんどのサイトは、残業の多寡を
月20時間を超えるか超えないか
を基準にしています。
これは1ヵ月が21日くらいであることを考えると、1日1時間残業があるという数値になりますので、基準としては適切かと思います。残業が多いところは、むしろ毎日残業が当たり前になってたりしますからね
あとはそれにプラスして「全く残業がない」というものがあります。決して「暇」という意味ではなく、むしろ「残業をさせる気がない」という意思表示みたいなものですね。
時間になったら仕事があっても帰れと。他の人がやるor翌日でOK!というお仕事でしょうか
ところで、この一覧を見て「使いにくい」「意味がよくわからない」のが「[en]派遣のお仕事情報」です。 月平均10~15時間程度の残業がるお仕事の場合、どの検索軸にもチェックを入れられません。
そういう場合は、選択肢が3つあるにも関わらず、どれにもチェックをつけられないということになってしまいます。この数値を設定した意図がよくわからないです
もう一つが「派遣ネット」です。このサイト、前にケチョンケチョンに書いたことありますけど、今回も・・・。
残業なしというのはともかくとして、残業が少なめ/残業が多めって・・・・
基準が全然わからないんですが
私のような掲載する側と、募集広告を見る応募者側にとって、それぞれの考え方・感覚値によって、残業の多い少ないの受け取り方は変わってしまうのですから、ここは他サイトのように、なんらかの客観的数値(残業時間の目安)を書いておくべきですね。
それがサイトの個性そんな使いにくい個性はいりません
★今日、思ったこと
どこかの一サイトに限らず、残業の多寡の境目が「20時間」ということで、ほぼ業界の認識が一致していることがわかりました。
どーでもいいことですが、私の最大残業時間は140時間/月ですって、もう少しで契約内勤務時間の2倍働いてしまうところでした。よくもあんなに働いたなぁ。若かったなぁ私も。今じゃとでも・・・