私の9つの発明(後半) | 三上祐一のブログ

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 独自の日本大改革案を掲げる三上祐一のブログです。 なお私はこのブログの著作の一部がウィキペディアの「三上祐一」の項に投稿されることを認める。 http://yuusukeueno.blog40.fc2.com/

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■【意見トーナメント制システム】(発明4)

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【技術分野】

 この発明は、新しい意見採用システムである。

【背景技術】

 本発明に似ているものとしては、コンピュータプログラムとしてはミクシーやツイッターや2チャンネルがある。

【発明が解決しようとする課題】

 この発明の課題は世の中で出た良い意見を有効に活用できるようにすることである。そして直接政治の状況を可能にすることである。

【発明の開示】

 例えば、‘政府は何をすべきか’というテーマで意見を募るとする。

 国民全員が一人一人それぞれに一つずつの意見を創出した場合、一億人の人口の国では一億の意見が創出される。

 100,000,000の意見があるとし、それを40個ずつの意見の塊ずつ分けると、40個の意見の塊が2,500,000組できる。それぞれの40個の意見の塊の中から一番良い案を選出する。1人が1組の40個の意見を担当し、1番良い意見を選出する。そうすると2,500,000人が必要になる。その中から良い意見を一つずつ選ぶと2,500,000の意見が選出されることになる。

 次に2,500,000の意見を40個ずつの意見の塊ずつ分けると、40個の意見の塊が62,500組できる。1人が1組の40個の意見を担当し、それぞれの40個の意見の塊の中から一番良い案を選出する。そうすると62,500人が必要になる。その中から良い意見を一つずつ選ぶと62,500の意見が選出される。

 62,500の意見をさらに40個ずつの意見の塊ずつ分けると、40個の意見の塊が約1,563組できる。1人が1組の40個の意見を担当し、それぞれの40個の意見の塊の中から一番良い案を選出する。そうすると1,563人が必要になる。その中から良い意見を一つずつ選ぶと1,563の意見が選ばれる。

 1,563の意見をさらに40の意見の塊ずつ分けると、40個の意見の塊が約39組できる。1人が1組の40個の意見を担当し、それぞれの40個の意見の塊の中から一番良い案を選出する。そうすると39人が必要になる。その中から良い意見を一つずつ選ぶと39の意見が選ばれる。

 39の意見をさらに39の意見の塊に分けると、39個の意見の塊が1組できる。1人が1組の39個の意見を担当し、39個の意見の塊の中から一番良い案を選出する。そうすると1人が必要になる。その中から良い意見を一つ選ぶと1つの意見が選ばれる。

 それが1億人の国における、ある定義における最善の意見、ということになる。

 そのような要領でよい案を選出して行き最終的に一つの意見が選出されるようにする。すると2,564,103人の選抜人が必要になる。

 意見を選出するためには複数の人々に良い案を選んでもらって、多くのポイントを稼いだものを選出することなども考えられる。

 そしてそれらの案は全て公表されるのが良いだろう。そして見逃された良い案なども見出されるべきであろう。

 ‘政府は何をすべきか’というテーマで意見を募ったのだから、この理論によって、‘政府は何をすべきか’というテーマで1億の意見の中から1番の意見が選出される。

 それらの方法を取ることによって、直接政治の状況は作り出すことが可能である。そのような形で新しい形の政治形態は作り出される。

 まずはそのようにして選抜1万ぐらいの案を捻出するのが良いのではないか。それらを【効率的な議論、建設的議論を可能にするシステム】で議論にかけることも考えられる。500人の国会議員が1人20の案を担当して1万の案を担当する、ということも考えられる。

 意見トーナメント制を行うためには、著作物の更新記録を正確に保存するパソコンが必要になることも考えられる。それが個人の著作権を守る。それを元にして、良い意見を言った人間に利益が還元されることも考えるのが良いだろう。

【発明を実施するための最良の形態】

 それをコンピュータプログラムの形態にし、ネットもしくはコンピュータ上でやりとり出来るようにし、複数の者が同時にアクセスできるようにする。

 

 ‘政府は何をすべきか’ということについては‘単一単年度政策部門’と‘単一長期政策部門’と‘総合政策部門’とを創設することが考えられる。‘単一単年度政策部門’と‘単一長期政策部門’では基本的に一つの政策を意見として主張する。‘総合政策部門’では各自が総合政策を意見として主張する。

 ここにおいて‘政府は何をすべきか’ということにおいては‘単一単年度政策部門’と‘単一長期政策部門’では100,000,000件意見が創出されたとすれば、2,562,500人が、一人当たり40個の意見のランキングを行えば、単純に62,500件の意見を捻出することが可能となる、62,500件の意見は同じ意見は同じ意見として重複するものを整理しまとめることが必要となる。62,500件の意見で、重複する意見の一つ一つは重複するものとして、順位は何番目であるかが数えられ、順位が高いものに高いポイントを与え、それらの重複するポイントは合算されるようにする、それでポイントの量を予算配分の目安とすることが考えられる、そこで順位の高いものから順に扱われるべきである、ということが考えられる。

(発明4著述終了)

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 上述の‘意見トーナメント制システム’で基本的な意見を捻出する。その意見を次の‘効率的に建設的議論を可能にするシステム’にかけその意見を熟成させる。

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■【効率的に建設的議論を可能にするシステム】(発明5)

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【技術分野】

 本発明は新しい議論システムに関する。

【背景技術】

 本発明に似ているものとしては、コンピュータプログラムとしてはミクシーやツイッターや2チャンネルがある。

【発明の開示】

 まずは‘部屋’という、ミクシーで‘コミュニティー’にあたるものを作る。

【発明が解決しようとする課題】

 本発明では例えば‘部屋’として‘民営議会①’というものを立ち上げる。そこには‘意見トーナメント制システム’で抽出された‘意見’が並べて表示されるようにする。それらについては各自が‘関連する著述’を著述できるようにする。各自が著述した‘関連する著述’については各自が‘有益’、‘無益’の投票を行えるようにしておく。‘関連する著述’にはさらに‘関連する著述’がどこまでも行われるようにしておく。‘有益’の投票が多く入ったものから表示されるようにすることも考えられる、しかし人々が正しく価値を知らなければ、投票はあくまで目安となるに過ぎないことであろうが。そして‘有益’、‘無益’の投票には‘理由’が著述できるようにしておく、その‘理由’にも人々は意見できるようにしておく。‘意見’の中で‘公務員改革’というものがあったならば、その‘関連する著述’として、‘どの地域も国家主義が採用されるべきか?という率直な疑問がまずは考えられる’という著述がなされることが考えられる。またその‘関連する著述’として、‘公務員改革が行われるのであれば、合わせて社会改革も行われるべきである’、という著述がなされることが考えられる。2つの意見のどちらも‘有益’でないならば、‘有益’の投票は行われないことが考えられる。‘どの地域も国家主義が採用されるべきか?という率直な疑問がまずは考えられる’という著述に‘関連する著述’としては‘国家が制度疲労を起こしているシステムであるならば、国家に代わるべきシステムが共存し、そこには国会の進化したものが出来、それが政府に採るべき政策を提示する、ということも考えられる’という著述がなされることが考えられる。

 また‘部屋’の中の‘意見トーナメント制システム’で抽出された‘意見’に、‘問題トピック(問題A(B、C・・・と続く)を解決するためにはどうすれば良いか)’をいくつも設置できるようにする。‘問題トピック(問題Aを解決するためにはどうすれば良いか)’の下に‘解決策’をいくつも設置できるようにする。‘部屋’と‘意見トーナメント制システム’で抽出された‘意見’と‘問題トピック(問題Aを解決するためにはどうすれば良いか)’と‘解決策’や各種タグに‘関連トピック’というものを立てて新たな問題に対処できるようにする。

 本発明では例えば‘部屋’として‘民営議会①’というものを立ち上げる。そこに‘意見トーナメント制システム’で抽出された‘意見’として‘公務員改革’というものがあり、‘問題トピック(問題Aを解決するためにはどうすれば良いか)’として‘公務員改革はどうすべきか’というものを立てる。その‘問題トピック(問題Aを解決するためにはどうすれば良いか)’に複数の解決策を打ち立てられるようにする。例えば‘解決策1’としては‘透明性を確保する’というものを打ち立て‘解決策2’として‘第三者機関を設置する’というものを打ち立てることなどが考えられる。

 ‘解決策’の下に、‘この解決策の改良策’、‘代替策’、‘利点’、‘問題点指摘’、‘気付き’、‘具体化案’、‘この解決策と他の解決策の折衷案’というタグを複数付け加えられるようにする。‘この解決策と他の解決策の折衷案’は‘解決策A’と‘解決策B’に連なる形で設置できるようにする。‘この解決策と他の解決策の折衷案’はいくつもの‘解決策’の折衷案を統合することが可能であるようにする。それに似ているものは同じように扱う。そして‘解決策’、‘この解決策の改良策’、‘代替策’、‘利点’、‘問題点指摘’、‘気付き’、‘具体化案’、‘この解決策と他の解決策の折衷案’などに投票できるようにする、それによって‘解決策’、‘この解決策の改良策’、‘代替策’、‘利点’、‘問題点指摘’、‘気付き’、‘具体化案’、‘この解決策と他の解決策の折衷案’等の中で良いものを選ぶ。

【発明を実施するための最良の形態】

 それをコンピュータプログラムという形態にし、ネットもしくはコンピュータ上でやりとり出来る様にする。そして複数の者が同時にアクセスできるようにする。

 ‘部屋’、‘意見’、‘関連する著述’、‘問題トピック(問題Aを解決するためにはどうすれば良いか)’、‘解決策’、‘この解決策の改良策’、‘代替策’、‘利点’、‘問題点指摘’、‘気付き’、‘具体化案’、‘この解決策と他の解決策の折衷案’には、それぞれの者が思いついた文章などを記入する。

 それらには、文章を記入できたり、映像を録画したものを使ったり、音声を録音したものを使ったりできるようにする。リアルタイムでもやりとりできるようにする。それによって大方の建設的議論は可能になる。

(発明5著述終了)

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【エネルギー転換システム1】(発明6)

【書類名】図面

   【図1】

 

図面(【図1】)における番号

1じゃばら
2おもり

3ローラー

4支点

5地面

6

(発明6著述終了)

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【リアルタイムで無理数の計算結果を表示する電卓】(発明7)

(発明7著述終了)

【ランダム表示機能付き電子辞書】(発明8)

(発明著述終了)

【雪の重さを利用した発電機】(発明9)

 雪の重さを利用した発電機である。豪雪地帯に建設する。高いビルに升型と床を持つ。床をビルの高い場所まで持ち上げる。升の壁の高さはその地域の例年の積雪量とする。尚この発明が既に存在するならば、国家はそれを建設しろ!と言いたい。

(発明9著述終了)

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 なお、以上の著述は著作権法によって保護されている。その著述の内容を社会に応用するためには以上の著作の著作権者に許可を得なければならない、以上の考えは次の考えに基く。

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   元来著作権の中に含まれていると考えられる特許権

 

 国家は特許権を、発明者に20年しかその権利を与えない、その年数はかなり短い、これは、国家とブルジョアジーの策略である、と私は直感的に感じる。これは私がマルクスの著作に影響された結果抱いた考えである、なお私はマルクスの著作に書かれていることを全て認めている、というわけではない。私は、マルクスの著作の大部分を否定するが、マルクスの著作には頷ける部分もある、というぐらいでマルクスの思想を一部のみ認めている、その著述は分量としてはかなり少ない。そこで私は、私の発明を守るものとしては著作権を選んだ。つまり、私の一番大切な発明は特許出願しなかった、ということである、多くの人々は私の行為を笑うであろうが、新しい時代は、元来特許権は著作権の中に含まれていると考えるべきであり、発明は国家に特許権として守られるのではなく、著作権として守られるべき、とするのが私の自論である、発明は著作権によって、最低限その発明者が生きている間ぐらいは守られるべきである。なおこの考えは、本来ある、修正共産主義と資本主義と国家主義にとってバランスが良い状況を作り出すべきであると考えて導き出された考えである。

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 上述の発明を実現するためには、私には、実務家が必要である。会社を作った場合は、実務家が社長等となり、私が副社長、もしくは会長となることによって、この発明を実現させたい。その取り分として私が要求する額は、基本的には純利益の20%である。今までの世の中の常識である25%よりも大幅に下げた。2012年の日本の経済の実情からすれば、私が手にしたい実額は‘税引き後4億円’である。ただし、今後日本の物価が下がり続け、人間が一生をまあ満足して暮らせる額自体が下がれば、下がった分は考慮して私が最低限要求する額そのものも、変わってくる。

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   私から私の9つの発明の実務家への伝言

 

 私の発明の実務家に最終的にやってもらいたいことは、私の発明の製品化を実現することです。そこでまずはパーツ(部品)を作り上げるという観点から私の発明の製品化の実現に取り組んでもらいたいです。そこで、私の製品をパーツ毎に実現するためには、どこの企業の技術が必要かを調べ上げてもらいたいです。その多くは中小企業です。全く新しいタイプのパーツを作り上げるには、複数の異なる企業の技術を掛け合わせることも必要になるかもしれません。そして、パーツは出来る限り安上がりに仕上げてもらいたいです。それらを調べ上げた上でそれらの企業にパーツの発注のオファーをかけて、パーツ製造に関われるかを聞き、パーツ製造に関われるならば、やってもらうということです、なお、ここで留意しなければならないことは、この事業は全くの新規事業であるために、工場・作業所を新たに作らなければならない、ということです、そして私の発明の実務家がどこかの会社の正社員である場合は、会社を作って会社員として雇うことはできずに、その人には、暇な時間に実務家として働いてもらう、ということです。

 次は製品の設計図作成です、そこで新しいタイプの設計技師も必要になって来る。

 私の発明の実務家さん、とりあえずはここまでのことをやってください。

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