朝、フマの旦那のアディールさんと話をして。
アディールさん、なんか出勤しないと思ってたらパキスタンは場所によって違うがグジャランワーラは週二で金と日が休みのことが多いらしい。
アディールは目つきが少し怖いが良い人である。
妻の家族が20年以上前に来た時のプレゼントを大事にとってあり、時計などを現役で使っている。それを写真を撮って妻の母に送ったところ、暖かい気持ちになった。ほっこりした。ありがとう。いう旨の返事がきたので、それをウルドゥー語に訳して見せたところ少し涙ぐんでいた。
歳は30半ばなので、フマは8つ程離れた姉さん女房である。アディールとフマはイトコ同士の結婚であるが、パキスタンではイトコ婚は少なくないようである。
今回、結婚式に参加したハムナはお見合い結婚だし、他を見渡してもお見合い結婚が多いようだ。恋愛結婚をした妻の叔父2は離婚したそうだし、お見合い結婚をした妻の叔母は、恋愛結婚は愛が冷めたら終わりという主旨のことを言っていたそうで、日本でも恋愛結婚になってから離婚率は上がったと聞くことはあるし、お見合い結婚にはそれなりのメリットはあるのだろう。個人的にはお見合い結婚には全く興味を示したことがないが、結婚の形について少し考えさせられる。
それとイスラム教圏では物事が男女別々に行われることが多く、男女の交流が日本より少ないというのはよく感じるところであるから、小さい時から見慣れているイトコに目が行くというのは確かにあり得ることだとは思える。
(※追記:のちにEくんに確認したところ、最近はイトコ婚は減っているようである。Eくんに今後イトコ婚したいか聞いてみたら「never!」との回答。近親婚にためらいがあるのは我々と同じ模様)
アディールと話を進めているところで、この豪邸について話が及んだが、この豪邸、フマとアディールだけで住んでると思ったらどうやら違うようだ。3階を6つのパーテーションで区切っていて、他にはアディールの4人いる兄弟家族が住んでいる模様。本当にパキスタン人は兄弟で一緒に住むんだな。
アディールのところは家族経営で米や肥料や殺虫剤の販売をしていて、ホテルも一個経営してると言っていた。
ということで午前中はその3つの家族それぞれに挨拶回りをした。妻からすれば父親の従兄弟の家族だから血縁的には関係ある(遠いけど日本人的にも人によっては交流ある範囲である)。
パキスタン人は本当に家族というか一族を大切にするなと感じるし、家族や親戚というものを改めてよく考えさせられる機会となった。
その後娘の体調を気にしつつ部屋で休んでいたら、今度は妻が体調を崩す。
倦怠感、嘔吐。起き上がることができず、フマ家族と会話することがままならず部屋に引きこもる形となる。話をするために折角家に呼んでくれたにもかかわらずなので申し訳ない気持ちになる。
16時、フマが昨日の「アリフ」での残りものにチキンパコラをつけて出してくれた。これは昼食なのか?パキスタンの家庭では若干遅い時間にご飯が出てくる気がするけど、こちらはそれは文化なのだろうか?食事は1日3回とは聞いたが。。
妻はほぼ食べることができず。美味しかったが、多少無理して私が頑張って食べた。
夕方屋上で日の入りをみる。
写真じゃなかなか伝わらないが、相変わらず大きな太陽。大気汚染の影響かもやがかかってなのか?夕焼けはいつも大きく見える気がする。
この屋上からの景色で他にひとつ気になったのはソーラー発電のパネルが結構多いこと。まぁこれだけ日差しが強いなら有効活用しないとね。
屋上で、うちの娘とアディールの子供と同じ建物内に住んでいる親戚の小さい子らが集まってじゃれている。楽しそう。
その際気になっていたのがシッターの女の子がついて回っていたこと。一歩離れてるので、親戚の子ではないとは思ってたけど、やはり雇ってるお手伝いだった。
お手伝いはナディアとミスマの家にもいた。パキスタンではある程度金持ちなら珍しくはないのだろう。
アディールによればこの敷地内には3人のお手伝いがいるそうだ(+セキュリティガード)。7,8歳の頃お手伝いとして雇い入れて、今大体13〜14だと。
掃除などの家事やベビーシッターなどをやるらしい。彼らは恵まれない子達で、親が亡くなったり働けないなどの事情があり住み込みで働いているそうだ。給料は月に6000と言っていたが、パキスタンルピーのはずなので、日本円なら3000円だろう。安い。ただ、アディールのところはお手伝いをつけないで節約しているようなので、屋敷単位で6000ではないのかもしれない。
日本だったら何時代?っていうような話だなぁと思う。この子達に継続して働いてもらう代わりに、彼らが結婚する際には、結婚式の費用を全て出してあげていうなれば「卒業」となるという。この前も1人が結婚して出て行ったばかりだという。
パキスタンは日本とは違うことも多く色々と考えさせられて面白いなぁと感じる。日本では当たり前と考えていたことを再認識や再分析する良い機会で楽しい。
妻は結局その後終始ダウン。嘔吐、下痢のために頻回にトイレに駆け込む。
そのため、本日は外出はなし。私が体調が回復してきた娘の面倒を見る。
日が変わる前に就寝。

