読書日記2025-167
イノセンス
誉田哲也(著)
[幻冬舎2025年8月発行]
あらすじ
失踪した孤高の天才ギタリスト×彼に憧れるスランプ中のシンガーソングライター
音楽活動に行き詰まった立石梨紅は、数年前に業界から消えた人気ロックバンドのギタリスト・伊丹孔善の楽曲と出会う。 彼にアドバイスをもらおうとするも、消息は不明。 自身の手で探そうと決意するが……。 天才ギタリストは、一体どこに消えたのかーー。
感想
かつて夢を追いかけていた、すべての大人たちへ贈る青春小説。
まぁね、確かにそう思えるお話かも?
でも主人公は40代だし、私年代には『まだまだこれからやで〜!』って思ってしまうわ
誉田作品といえば、警察ものやホラー、ハードボイルド的なのが好みな私としては、思いっきり普通なのがちょっと物足りない…
完全な音楽小説って、著者の趣味とか好きな分野なのか? なかなか詳しいようで、途中出てくるアーティストがリアル!?
80年代?その頃の音楽に興味がある人はハマるでしょうね。残念ながら凡人の私にはほぼ知らないアーティストさん
でも誉田哲也さんの文体は好きなので、読みやすくてサクサク一気読みしちゃいました。
登場人物のキャラが良いですね〜
ありがとうございましたm(_ _)m