読書日記2025-166
鳥と港
佐原ひかり(著)
[小学館2024年6月発行]
あらすじ
大学院を卒業後、新卒で入社した会社を春指みなとは九ヶ月で辞めた。 所属していた総務二課は社員の意識向上と企業風土の改善を標榜していたが…
部署の飲み会、上司への気遣い、上辺だけの人間関係──あらゆることに限界が来たとき、職場のトイレから出られなくなったのだ。 退職からひと月経っても次の仕事を探せないでいる中、みなとは立ち寄った公園の草むらに埋もれた郵便箱を見つける。中には、手紙が一通入っていた。 「この手紙を手に取った人へ」──その手紙に返事を書いたことがきっかけで、みなとと高校2年生の森本飛鳥の「郵便箱」を介した文通が始まった。 無職のみなとと不登校の飛鳥。それぞれの事情を話しながら「文通」を「仕事」にすることを考えついたふたりは、クラウドファンディングに挑戦する。
感想
“これから”の働きかたの物語
自分らしさを忘れず、得意なことを仕事にする。理想ですね!
それを出来るのはやはり恵まれた環境にいるからで、仕事は生活するためにお金を稼ぐ手段ですから…
ただ心が壊れるまで頑張るのは本末転倒!?
逃げ出すのも悪いことではないと思います。
大人だけど子供な人と、子供だけど大人な人、プラマイ0でいいんでない![]()
恋愛に進むのかと期待したけど、そういうのは下衆の勘繰りっすね![]()
今どき文通?! いや今だから文通なのかも?
次に繋がりそうな結末、続編も読んでみたいなぁ〜
ありがとうございましたm(_ _)m
