読書日記2025-159

しふく弁当ききみみ堂

冬森灯(著)

[双葉社2025年6月発行]

 

しふく弁当ききみみ堂 [ 冬森 灯 ]

 

  あらすじ

鳴神冴良が営むお弁当店「ききみみ堂」には、特別な「しふく弁当」がある。 依頼主の事情や想いを仕立てた、心を届けるお弁当だ。 「育休明けの仕事と家庭の両立に悩む同僚へ、そっと応援する味を」「新しい生活になじめずひとり落ち込む大学生に、元気をくれる一品を」「亀裂の入った親子の仲を修復するお弁当を」。 冴良が作るやさしい味わいが心に染みわたり、食べる人の背中をそっと押す。 ひと口食べれば、心がほどける。  あなたの想いを、お弁当に詰めて届けます 。 小さな包みに込められた、あたたかな絆の物語。


  感想

続けてのお料理系小説です。


冬森作品らしい優しさが満載でした。

美味しそうなお料理も満載でね照れ


普通に"至福"だと思ったら"仕覆"…

でもやっぱり至福になるのよねぇ〜ルンルン


誰かへのお弁当って相手のことを想いながら作るし、それをキレイに食べてくれたらそれだけでも至福ですもんね(^_-)-☆


そして誰かのためになるには、その誰かの話にちゃんと耳を傾けないといけない。

それは誰にでも当てはまるし、子育てにはいちばん大切なことですね!


またその誰かも待っているだけじゃなく、行動を起こすことも大切かな。

と、色んなことを教えてくれた話でもありました!


"聞こえぬ声に耳を澄まし、見えぬ未来に目を凝らす、あなたに幸あれ”


ありがとうございましたm(_ _)m