読書日記2025-155

人魚が逃げた

青山美智子(著)

[PHP研究所2024年11月発行]

 

人魚が逃げた [ 青山 美智子 ]

 

あらすじ

ある3月の週末、SNS上で「人魚が逃げた」という言葉がトレンド入りした。 どうやら「王子」と名乗る謎の青年が銀座の街をさまよい歩き、「僕の人魚が、いなくなってしまって……逃げたんだ。 彼の不可解な言動に、人々はだんだん興味を持ち始め――。 そしてその「人魚騒動」の裏では、5人の男女が「人生の節目」を迎えていた。 銀座を訪れた5人を待ち受ける意外な運命とは。 そして「王子」は人魚と再会できるのか。 そもそも人魚はいるのか、いないのか……。



感想

タイトルが好みでなかったので保留にしていたけど、皆さんの感想から読んでみよう!と予約。

しかし人気作家さん、かなり待たされてのお楽しみとなりました。


そう〜、本当に楽しめました!

何々?ファンタジー?

そうなのかもしれないけど、連作短編の繋ぎ方も流石だし、次は誰が主役?と探すのも面白かった気づき


結局は"王子"がいい仕事をしたってことね(^_-)-☆


おっ!びっくりと思ったのが…

しっかり=確り

しっかりは『確かな自分を、持てばいい』

なんか心に響きましたねぇ〜


前回の読書日記は地元民として、地名にワクワクさせられたが、本作では"銀座"に馴染みがある人はきっとワクワクだったでしょうね照れ


ありがとうございましたm(_ _)m