読書日記2025-137
100年レシピ
友井羊(著)
[双葉社2023年10月発行]
![100年のレシピ [ 友井 羊 ]](https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/book/cabinet/6841/9784575246841_1_2.jpg)
あらすじ
終戦後、荒廃から立ち直る日本において、「食」から家庭を応援する女性がいた。 料理研究家である彼女は、様々なレシピを発表し、日本中の女性から支持を集める。 そんな「伝説の料理研究家」が現代まで歩んできた道を、それぞれの時代の社会背景とつくられてきた料理を絡めて描く連作ミステリー。 「2020年のポテトサラダ」「2004年の料理教室」「1985年のフランス家庭料理」「1965年の朝の食卓」「1947年のじゃがいもサラダ」の5編からなる。
感想
お邪魔したブログで教えて貰った1冊。
友井作品は過去に1冊読んでいて、あまり好みではなかったようで(相変わらず忘れてる)、半信半疑で読み始め…
最初の女子大生の話ではあまり心に響かず…
でも料理教室での初心者レシピは勉強になった…主婦歴41年のアタシ
連作短編で、時代を遡りながらの話から…だんだんと夢中になりました!
100歳の料理研究家の一生でしたね。
料理で繋がる人間模様と、戦前から戦後を生き抜いた1人の女性の人生と料理が絡むゆる〜い謎解き!?
料理研究家ならではのちょっとした謎解きでした。
最初の女子大生との因縁には、そんな上手いことあるかいな?と言いたくなるけど、それもご縁ということでね(^_-)-☆
余韻が心地良いお話でした!
ありがとうございましたm(_ _)m