読書日記2025-120

君の背中に見た夢は

外山薫(著)

[KADOKAWA2024年1月発行]


君の背中に見た夢は [ 外山 薫 ]

 

あらすじ

大手化粧品メーカーで働く新田茜は、ある日従姉妹のさやかの影響で、中学受験回避のための小学校受験に興味を持つように。 テレビ局記者の夫を持ち、世間的にはパワーカップルと呼ばれる茜たちだが、お受験の世界はさらに上の富裕層との戦いだった。 仕事と家庭の両立、協力してくれない夫、かさんでいく教育費、思い通りにならない子供たち。
悩み葛藤しながらも、5歳の娘・結衣を名門小学校に合格させるため、茜はどんどん小学校受験にのめり込んでいく。 その先に見えるものとは――。
東京で過酷なお受験に翻弄される家族の物語!



感想

小学校受験で試されるのは子供ではありません。家族です。「この子たちに選択肢を与えてあげられるのは世界で一人、私だけだ」

この言葉通り、小学校受験のお話。
「東京で…」とあるように、首都圏は地方に比べると珍しいことではないのでしょうか?!

それぞれにその目標目的、その前にキッカケも違うかもしれないけど、子供に対しての思い入れは強いかな?

小受・中受って略語が頻繁に出てくるのが、耳慣れない私は戸惑う…

5歳6歳の子供に受験って意味がどこまで分かっているのか?決して否定はしないけど、親がヒートアップしていく様は端から見ていると危なっかしいなと…

その結果が吉と出るか凶と出るかは、その子供が大人になった時に分かるのかもしれませんね。

うちの息子も中学受験をした。
キッカケは高校受験より楽だから…と塾の先生に言われその気になった(息子が)
と言って、そんなに成績が良いわけでもないし、当時こちらでは男子の私立中学は少なくて、息子のレベルで行けそうな3校受験した。いちばん下のレベルの学校のみ受かった
大人になった今、結果は…

凄い教育費を投資したけど、あまり必要なかった気がする!?笑
本人はどう思っているのかは分からないけどねてへぺろ

ありがとうございましたm(_ _)m