読書日記2025-112
カフネ
阿部暁子(著)
[講談社2024年5月発行]
![カフネ [ 阿部 暁子 ]](https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/book/cabinet/0263/9784065350263_2_2.jpg)
あらすじ
最愛の弟が急死した。 29歳の誕生日を祝ったばかりだった。 姉の野宮薫子は遺志に従い弟の元恋人・小野寺せつなと会うことになる。 無愛想なせつなに憤る薫子だったが、疲労がたたりその場で倒れてしまう。 実は離婚をきっかけに荒んだ生活を送っていた薫子。 家まで送り届けてくれたせつなに振る舞われたのは、それまでの彼女の態度からは想像もしなかったような優しい手料理だった。 久しぶりの温かな食事に身体がほぐれていく。 そんな薫子にせつなは家事代行サービス会社『カフネ』の仕事を手伝わないかと提案する。
感想
読まれた方がほぼ皆さん絶賛されていた本なので、何百人待ちだけど予約しやっとやっと読めました!
うん、さすが本屋大賞
色んな要素が含まれていたけど、"家族" "生き方" "思いやり" 辺りがテーマかな?
親は良かれと思うことは…自分の欲望?!
愛情と言う名の束縛?!
《あなたの人生もあなたの命もあなただけのもので、あなただけが使い道を決められる。たとえ誰が何と言おうとあなたが思うようにしていい》
これを言える人って、人生を生き抜いたからこそだろうなぁ…
『人間は自分以外の人間のことは何ひとつわからない。わかったような気がしても、それは思い込みに過ぎない』
結局はこういう事なんだものね!
ラストは…ちょっと強引な方向へだったかも?
あっ、そうか!?
法務局に勤める主人公としては、そういう方法へ持っていくのがベストってか
一昨日は図書館へ
予約本がドッサリで…困った…
2冊はギリまで取り置きにして貰ったけど

自営業でなくなってから読書時間はやはり減ってる…
ありがとうございましたm(_ _)m