読書日記2025-105
捨てたい人捨てたくない人
群ようこ(著)
[幻冬舎2024年3月発行]
![捨てたい人 捨てたくない人 [ 群 ようこ ]](https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/book/cabinet/2384/9784344042384_1_2.jpg)
あらすじ
これは、捨てる! あれも、捨てる……? 溢れかえる洋服、本、フィギュア、溜め込んだカップ麺、レトルトカレー、非常食、密かに隠した写真に手紙……。他人事ではありません! 身内の身の回りを“断捨離”しようとする人たちの、右往左往に大共感の連作小説。
①〈捨てられない姉捨てさせたい妹〉②〈息子の嫁の後始末〉
③〈本好きとフィギュア好きの新居問題〉
④〈溜め込みすぎる母〉
⑤〈夫の部屋〉
感想
久々の群さん。
あ〜あ、こういう緩い感じ群作品だぁ
捨てる・捨てない・捨てられない…
どれも誰にでも当てはまることかな?
短編5編、タイトル通りどれにも《捨てたい人 捨てたくない人》がいる。
自分のものだから捨てなくてもいいし捨てたくない!という驕りだね!?…は言い過ぎ?
私にも捨てたくないものはある。
が、捨てないといけない状況だと躊躇してられない。
そう〜、少し前に自宅を全面リフォームした時がそれよ
家の中を空っぽにして仮住まいへ移動。
その際、家中を整理しまくった。
よくもこれだけ捨てるものがあると驚いたわさ
まぁね、半分以上は老親の物だけど。
なのに、そんな状況でも整理できない男の③番の話。
分からないことはないけど、手放せないならば優先順位をつけ、下位は我慢&諦めるのだよ、キミ
そして⑤番の男もアホやね。
残してちゃいけない思い出品を、未練がましいったらありゃしない

ある程度の年齢になれば、やはり自分がいなくなった後のことも考えないとです!
ありがとうございましたm(_ _)m