読書日記2025-105

捨てたい人捨てたくない人

群ようこ(著)

[幻冬舎2024年3月発行]


捨てたい人 捨てたくない人 [ 群 ようこ ]

 

あらすじ

これは、捨てる! あれも、捨てる……? 溢れかえる洋服、本、フィギュア、溜め込んだカップ麺、レトルトカレー、非常食、密かに隠した写真に手紙……。他人事ではありません! 身内の身の回りを“断捨離”しようとする人たちの、右往左往に大共感の連作小説。

①〈捨てられない姉捨てさせたい妹〉

②〈息子の嫁の後始末〉

③〈本好きとフィギュア好きの新居問題〉

④〈溜め込みすぎる母

⑤〈夫の部屋〉


感想

久々の群さん。

あ〜あ、こういう緩い感じ群作品だぁ照れ


捨てる・捨てない・捨てられない…

どれも誰にでも当てはまることかな?


短編5編、タイトル通りどれにも《捨てたい人 捨てたくない人》がいる。

自分のものだから捨てなくてもいいし捨てたくない!という驕りだね!?…は言い過ぎ?てへぺろ


私にも捨てたくないものはある。

が、捨てないといけない状況だと躊躇してられない。

そう〜、少し前に自宅を全面リフォームした時がそれよおいで

家の中を空っぽにして仮住まいへ移動。

その際、家中を整理しまくった。


よくもこれだけ捨てるものがあると驚いたわさびっくり

まぁね、半分以上は老親の物だけど。


なのに、そんな状況でも整理できない男の③番の話。

分からないことはないけど、手放せないならば優先順位をつけ、下位は我慢&諦めるのだよ、キミ笑い


そして⑤番の男もアホやね。
残してちゃいけない思い出品を、未練がましいったらありゃしないピリピリ

ある程度の年齢になれば、やはり自分がいなくなった後のことも考えないとです!

ありがとうございましたm(_ _)m