読書日記2024-94
スナック墓場
嶋津輝(著)
[文藝春秋2019年9月発行]
あらすじ
〈生きる姿勢が美しい人〉は、ときに可笑しくて、でもじんわりと沁みる。
つぶれたスナックの女性店員たちが開いた競馬場で同窓会、職人気質のクリーニング店主と下着を持ち込んできた若い女性客、幸田文の『流れる』に憧れる家政婦の姉と、指がないが、活動的なラブホテルの受付の妹……。
感想
お邪魔したブログで知った1冊。
多分、お初な作家さん。
名前から男性だと勝手に思って読み始め、あれ?これは女性が書いたのでは?
と調べたらやはり女性作家さんでした。
《身近にありそうな、でもちょっとだけいつもと違う世界を、〈女性たちの持つ違和感〉を織り交ぜつつ、町の商店街の生活、女性同士の友情と葛藤、男性への鋭い視線などを通して描く実力派新人が登場。ささやかだけど美しくて、すこしおかしな日常、全7篇の短篇集。》
まさにその通りでした!
何か不思議な世界観だけど、現実的でもあり"うん、うん!"と頷きたくなるし。
ただ読む時の精神状態により感想は変わるかも…
私は、今は割とハッキリしたのが欲しかったので、もうひとつ入りにくかったな…
でも、面白い作家さんだと思ったので、また機会があれば違うのを読んでみたいです!
ありがとうございましたm(_ _)m