読書日記2024-89
ディア・オールド・ニュータウン
小野寺史宜(著)
[角川書店2025年3月発行]
あらすじ
「歳をとったニュータウン。オールド・ニュータウン。おれが育った町。離れて、戻った町。離れる前よりは根づけたような気がする」
母が亡くなったことを機に会社をやめ、父が遺した日本そば屋を継いだ鳴樹。 父の時代にやっていなかった出前サービスで商機を見いだそうとした鳴樹は、幼なじみの小枝に声をかける。 気持ちを新たに二人で再開した『ささはら』には、徐々に客も増えてきた。 この町に暮らし、さまざまな結びつきを持つ人々が織りなす、心に染み入る人間模様。
感想
相変わらずの"みつば"![]()
ひととまちを描いてきた著者の新境地。
町も変わる。人も変わる。 変わることは、始まることだ。
土地や地域に思い入れが強い小野寺さんらしいお話でしたね〜
知った名前やお店がちょこちょこ登場するのもお約束!?
何となくそういうのはもういいかなぁ…と最近はよく思っていたけど、読むとやはり惹き込まれちゃいます
店主とお客さんとの会話もちょっとしつこいけど
、それも麻薬のようにハマってくるのが不思議
でも…フルネームに漢字紹介は警察じゃないんだから、ふつうは毎回一般人はそこまでしないんじゃないかな?
それも小野寺さんの拘りってか
人と人との繋がり、これはどんな時代も無くならないで欲しいことです!
ありがとうございましたm(_ _)m