読書日記2024-85・86

 水まきジイサンと図書館の王女さま

 手話だからいえること 泣いた青鬼の謎

丸山正樹(著)

高杉千明(絵)

[偕成社2022年7月発行・2024年1月発行]


水まきジイサンと図書館の王女さま [ 丸山正樹 ]

  

手話だからいえること 泣いた青鬼の謎 [ 丸山正樹 ]

 

あらすじ

『デフ・ヴォイス~法廷の手話通訳士』で話題をさらった丸山正樹氏、初めての児童書。 「デフ・ヴォイス」シリーズとして、その後『慟哭は聴こえない』など続篇を刊行中。 本作は、そのスピンオフ版として書かれたもので、コーダ(ろう者の両親の家庭で育った聴者の子ども)である主人公の手話通訳士の再婚相手の子ども美和と、シリーズ2作目に登場する友だち英知の学校を舞台に繰り広げられる。



感想

ずっと図書館の予約かごに鎮座していた本。

お邪魔したブログで見かけ思い出し、検索したら2冊とも棚にあったので借りてきた。


児童書で行間が詰まってなくページ数も少ないので、読み始めたら1日で2冊とも読めちゃいました!


『デフ・ヴォイス』シリーズは全て読んだがうろ覚えなところも…

しかしさすがスピンオフ版! ストーリーに今までの筋も組み込まれているので、上手く思い出せてスムーズに読み進められたし、何より児童書なので分かりやすいチョキ


美和ちゃんの気持ちって、本当の父親のことや父親違いの妹の存在と…もっと複雑なんだろうと思えたけど、その辺りはサラリと纏まっちゃったなと…


丸山さん、こういう文章もお上手ですね!

挿絵も相まって幅広い年代に受け入れられそうです気づき


ありがとうございましたm(_ _)m