読書日記2025-58
チェーン・ディザスターズ
高嶋哲夫(著)
[集英社2024年11月発行]

あらすじ
202×年7月。 長年危惧されていた南海トラフ巨大地震が発生し、日本列島の太平洋岸は壊滅状態に。 若き環境大臣・早乙女美来は、特に被害が大きかった愛知へ向かった。 名古屋では、地元IT企業「ネクスト・アース」がAI技術を駆使して開発した〈エイド〉によって、迅速な行方不明者の捜索と救助、避難所運営がおこなわれていた。 追い打ちをかけるように東京直下型地震が発生。 さらに8月には、過去最大級の大型台風が首都圏を襲う。 緊急事態に対応するため美来が史上最年少で総理大臣に抜擢される。 しかし、絶望的な状況で、ついには富士山噴火の予兆が見え始め……。 日本最大の危機に立ち向かう女性初の総理大臣。 崩壊に向かう日本を救うことが出来るのか――。
感想
400ページ弱の長編。
高嶋作品はよく予言小説とも言われている。
もうね…
あまりの悲惨さに続けて読むにはかなり気力が必要でした50ページ以上読めない…
ちょうど自身の自営業廃業時期と重なったので読む時間も少なかったけど、読了まで…な、な、なんと6日間もかかりましたとさ
南海トラフ地震、首都直下型地震、大型台風、富士山噴火と次々に襲われる日本
どれもこれも、いつ来てもおかしくないと言われている災害なんだけど…
これらは予言にならないことを祈ります!
高嶋さんの本領発揮、日本を次々に襲う大災害パニックの集大成でしょうか!?
これらを一気にまとめたような本でした。
気力強な方にお薦めです

ありがとうございましたm(_ _)m