読書日記2025-53

その時鐘は鳴り響く

宇佐美まこと(著)

[東京創元社2024年10月発行]


その時鐘は鳴り響く [ 宇佐美 まこと ]

 

あらすじ

東京・赤羽の路上で資産家が殺害された。 赤羽署初の女性刑事・黒光亜樹は、本庁から来た癖の強い先輩刑事とコンビを組まされ、彼と対立しながらも懸命に捜査を続けるが、なかなか容疑者は浮かんでこない。 同じ頃、松山大学マンドリンクラブのOG・国見冴子は、仲間二人と母校の取り壊し予定の部室棟を訪れていた。 すると部室の黒板に、三十年前に失踪したクラブのメンバー・高木圭一郎が最近書き残したと思しき「その時鐘は鳴り響く」を見つけて驚く。 それは四年生の夏合宿で事故死した篠塚瞳を含め、五人の間で頻繁に言い交わしていた言葉だった。 瞳の死後に失踪した高木は、なぜ今になって部室を訪れ、この言葉を残したのか?



感想

警察モノで長編ミステリー。

資産家の殺人事件と、三十年前に起こった失踪との不可解な事件。

点と点が繋がるとき、過去と現在の事件が結びついた。


それが結びつくまでがこの話の醍醐味?

マンドリンが出てきた時に、もしかして…?と第一の謎はクリアチョキ


次にニオイ!これも…あれ?

第二の謎までクリアしちゃったから困った笑


で、犯人も早い段階でもしかして…

と、ちょっと先読みし過ぎたアタシてへぺろ

全ての伏線が繋がったとき、鼻高々でしたよ🤣🤣


ただ…犯人の視点が気になったけど、そこは必要なかったんだろうか?


ありがとうございましたm(_ _)m