読書日記2025-42

 今夜、喫茶マチカネで

増山実(著)

[集英社2024年7月発行]


今夜、喫茶マチカネで [ 増山 実 ]


 

あらすじ

「実は、私には、今まで誰にも話してこなかった、秘密があります」 昭和29年に大阪の待兼山駅前で父と母が始めた書店と喫茶店。 1階の書店を兄が、2階の喫茶店を弟が継いだが、時代の流れもあり、65年続いた店の歴史の幕を閉じることに。 残された数ヶ月間、月に一度開かれる「夜会」で、街にゆかりの人々が語るとっておきの思いがけない体験、生涯最高の思い出とは……。 心あたたまる連作短編集。
(第一話:待兼山ヘンジ/第二話:ロッキー・ラクーン/第三話:銭湯のピアニスト/第四話:ジェイクとあんかけうどん/第五話:恋するマチカネワニ/第六話:風をあつめて/第七話:青い橋)


感想

増山さんは以前【ジュリーの世界】を読んだ。


この本は実際の人物を題材に膨らませた話だったが、京都の伝説のホームレスは私にはピンポイントでした!


今回のこの本も、多分だけど実際の場所のちょっと不思議な話は実在するとか?

待兼山、石橋駅、阪大…

ご存知の方がいらしたら教えて欲しい〜照れ


最初は乗れるかな?と思う話だったけど、進むうちにその世界にハマりましたね〜

次はどんな話が出てくるのか楽しみでおねがい


お気に入りは第四話の『ジェイクとあんかけうどん』

展開が読めたけどいい話でした!


「喫茶マチカネ」が閉店するまでの8ヶ月

その流れも今の私の立場や心情を揺さぶったかも…?!


こういうのはパラレルワールド?

でも確かにこの世ってそうかもしれないと思える時ってある…かもねウインク


ありがとうございましたm(_ _)m