読書日記2025-25

ウィメンズマラソン

坂井希久子(著)

[角川春樹事務所2015年6月発行]


ウィメンズマラソン [ 坂井希久子 ]

 

  あらすじ

岸峰子。30歳。バツイチ。子持ち。幸田生命女子陸上競技部所属。 自己ベストは、2012年の名古屋で出した2時間24分12秒。 ロンドンオリンピックは、走ることができなかった。 2年以上のブランクを経て、今、リオを目指す。 このままじゃ、次に進めないから――。

『ヒーローインタビュー』が「さわや書店年間おすすめ本ランキング2013」文藝部門の1位に輝くなど

注目を集めた著者の、スポーツ人間ドラマ第2弾!


  感想

坂井さんの本を検索している時にタイトルが気になって借りた1冊。


タイトル通り女子アスリート、マラソン選手の話です。


マラソン好きなので、主人公の頑張りや身体を作り上げていく様も興味深かった。

が、

どうも主人公峰子の性格がどうしても受け入れ難くて…

だんだん心が刺々しくなり途中でやめようかなぁと思うほどに(~_~;)


嫌な女と思ったけど、世間を敵に回してもむき出しの欲望と本音で突き進む峰子が逆に格好良くて清々しく、最後は応援していた私(^o^;)


で、オリンピックへは行けたのか?

メダルは?

その辺りを何となく匂わすだけで終わるなんて坂井さん憎らしいぞ(≧∇≦)


企業名や選手名は実際のをもじった様な名前で、順位やタイムが本当にそうだったのか?が気になり、いちいち検索してしまったわ(^○^)


それにしても坂井希久子さんって幅の広い作家さんだと驚きました!

今読んでいるシリーズ『居酒屋ぜんや』を書かれた方と同一とは思えない…


ありがとうございましたm(_ _)m