読書日記2024-229
みかんファミリー
椰月美智子(著)
[講談社2024年8月発行]
![みかんファミリー [ 椰月 美智子 ]](https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/book/cabinet/4925/9784065364925_2_10.jpg)
あらすじ
主人公・美琴は、シングルマザーのお母さんとおばあちゃんと暮らしている中学1年生。 ある夏、お母さんがかつて同級生だった朱美さんと再会し、古い家を買って一緒に住むという計画を突然発表します。 お母さんはこんな勝手な人ではなかったはずなのに……。 どんな人たちなかよく知らないまま、共同生活がスタートするのですが、紹介されたのは、すこし変わった人として名を馳せるとなりのクラスの子。 でも、6人で一緒に暮らす中、いろんな“あたりまえ”が色あざやかに変わっていくのです……。
感想
薄い本だけど中身は濃い!
ティーン分類の本だけど、それ以外の私のような年代でも惹き込まれました。
文体と展開が読みやすくて、内容はともかく優しく癒される話
なんでもない会話がとても心地いい〜
血のつながりだけが家族じゃない。
みかん=未完
お互いが支え合い助け合っていける、運命共同体みたいな、いろいろな形の家族があっていいんですよね!
まずはそういう人に出会えるかどうかの問題かもしれないけど
家族の形にも多様性か?
今どきの題材を上手く取り入れてのお話なのね…。
とにかく相手を思いやる気持ちを持って一緒に暮らせば、それはもう家族なんだと思います!
ありがとうございましたm(_ _)m