読書日記2024-222

繭の中の街

宇野碧(著)

[双葉社2024年3月発行]


繭の中の街 [ 宇野 碧 ]

 

あらすじ

歴史の中で多くの出会いを見届けてきた神戸の街を舞台に、様々な形の出会いと別れを描く傑作短編集。 ある時は運命的な男女の出会いを、ある時は破滅的でさえある恋を、またある時はパラレルワールドに存在する神戸での不思議な邂逅を描く。 読後感も、時にジャンルさえも全く異なる独立した物語たちである一方、それらは確かな繋がりを持ち、それぞれに響き合って世界を美しく彩る。 読み終わった後、必ず誰かと語り合い、分かち合いたくなるような魅力に溢れた1冊。




感想

昨年末に読んだ著者の本【レペゼン母】


めちゃくちゃハマったので、著者の最新刊を読んでみた。

が…

全く違うタイプの話で、戸惑いつつ悩みつつ…ファンタジーに惑わされそうになり…


神戸を舞台にした短編集。

著書の出身地というので、場所表示は的確で分かりやすかった!


時々現実的な話になるので、これはどっち?となる中で『つめたいふともも』は異色だったな…

ちょっとホラー的な人間模様…おもろいやないか笑


繊細なお話しよりも、『レペゼン母』のようなキレキレの大胆な話が好きかも…


ありがとうございましたm(_ _)m