読書日記2024-200

彼女がそれも愛と呼ぶなら

一木けい(著)

[幻冬舎2024年3月発行]


彼女がそれも愛と呼ぶなら [ 一木 けい ]

 

あらすじ

ママには三人の恋人がいる――。 ママの愛を、世間は「過ち」と呼ぶのかもしれない。
正解がないから――恋は楽しいのか、つらいのか? 心揺さぶる長編恋愛小説。

高校生の千夏には秘密がある。 それは、家に父親はいないのに、母親の伊麻とその3人の恋人たちと暮らしていること。 千夏は三人のことが大好きだけど、複雑な家庭事情を友人にも明かせずにいた。 そんな秘密を持つから教室でも目立たないようにしていたのに、ある日クラスで一番の人気者から告白されて――。 同じ頃、伊麻は高校時代の友人絹香と再会していた。 子供を産んでも恋愛を楽しむ伊麻の姿を見て、絹香はある決心を固める。


感想

心揺さぶる恋愛小説?

確かに揺さぶられましたね…


何が正解なのか?こんなに自由でいいのか?家庭や家族へのこだわりは?

と、色んなことを思わせてくれた話でした。


ただ…なんかモヤモヤする

どの人にも感情移入できなかったからかも?


母と3人の恋人と同居する高校生の娘と、その母の友達で、モラハラ夫と反抗期の娘と暮らす主婦が交互に語り手になって進んでいき、その自由な母親、彼氏ができて束縛されまくる女子高生の娘、不倫中の夫と暮らすうちに自分にも好きな人ができた主婦。

そんな女性たちとそれぞれの彼氏たちの中で、束縛、嫉妬、自由についての話が渦巻くんだけど…。


まぁね、愛なんて人それぞれだし、他人がどうのこうの言う問題でもないかってことね(^o^;

でも"恋する"っていいかも愛飛び出すハート

その気持ちは分かりますよ〜


ありがとうございましたm(_ _)m