読書日記2024-175

十戒

夕木春央(著)

[講談社2023年8月発行]


十戒 [ 夕木 春央 ]

 

あらすじ

殺人犯を見つけてはならない。それが、わたしたちに課された戒律だった。
浪人中の里英は、父と共に、伯父が所有していた枝内島を訪れた。 島内にリゾート施設を開業するため集まった9人の関係者たち。 島の視察を終えた翌朝、不動産会社の社員が殺され、そして、十の戒律が書かれた紙片が落ちていた。 “この島にいる間、殺人犯が誰か知ろうとしてはならない。守られなかった場合、島内の爆弾の起爆装置が作動し、全員の命が失われる”。 犯人が下す神罰を恐れながら、「十戒」に従う3日間が始まったーー。


感想

前作『方舟』で初読みだった作家さん。

斬新な話でクローズドサークルミステリーと言う言葉も知りました。


今作も基本的には同じ。

無人島で閉じ込められての殺人犯との格闘…いや支配されていただけ?!


こんな瓶の蓋みたいな島だそうな

『方舟』も後味悪かったけど、今作も…う〜ん、よくはないですね(~O~;)

犯人は何となく予想通りで、がその巧みさには脱帽だけど。

無理があると思える部分もありありなんだけど…


ただミステリーとしては、先が知りたくて仕方ないし、最後には「ほほぉ〜」と感心したので、ミステリ好きな方にはおすすめかな(^^)/


ある方の感想で『方舟』に関連した部分がある〉と書かれていたのを見て???

何だろう?ご存知の方、教えて下さい!


ありがとうございましたm(_ _)m