読書日記2024-152

この夜が明ければ

岩井圭也(著)

[双葉社2021年10月発行]


この夜が明ければ [ 岩井圭也 ]

 

あらすじ

季節バイトをしに北海道に集まった七人の男女。 ある晩一人が遺体となって見つかり、荷物から脅迫状が発見された。 警察を呼ぼうとした工藤秀吾は、携帯電話を他のアルバイトに奪われ、通報を反対される。 どうやらこの場の人間は、こぞって警察を避ける理由があるようで……。
一夜にして世界が反転する、驚愕のサスペンス!


感想

最近お気に入りの岩井圭也さん。

図書館へ行った時につい棚を探してしまいます。

この本もタイトルに惹かれて…


が、う〜ん(¯―¯)

ちょっと期待したのとは違ったかも…

クローズドミステリーではないけど、それに近い感じ?


季節バイトに集まった7人のそれぞれの事情は、なかなか重くて壮絶。


たった一夜の出来事が、なんとも濃い展開でした。

それぞれの会話と思考によって構成されているのは分かりやすかった。


次第にそれぞれの秘密が暴露されていき、不法滞在、毒親、DV、介護様々な苦悩を抱えていたが、みんな逃げているのよね…


ダラダラだった分、ラストを期待したけど…少し消化不良ガーンもやもや

う〜ん、そんなんのでいいのか?!


ありがとうございましたm(_ _)m