読書日記2027-131
ブレイク
真山仁(著)
[角川書店2023年1月発行]

あらすじ
日本に眠る究極のエネルギーをめぐる奮闘と陰謀! 政治経済小説の最高峰。
震災や環境保護の影響で脱原発、脱炭素が叫ばれ、代替エネルギーの開発競争が熾烈を極める現代。 地熱発電推進派の切り札として、宮城県で巨大な「蔵王復興地熱発電所」の開発が進められていた。 巨大なエネルギー利権をめぐって政財界の謀略と駆け引きが過熱する中、不可能と言われる夢の発電方式「超臨界地熱発電」が実現に向けて動き出す。エネルギー問題が最も注目される今、「予言の書」と言われた名作『マグマ』の正統なる後継作がついに登場!
感想
政治経済小説?! 題材は壮大だけど、私達国民にも大切な問題を分かりやすく…プロジェクトX風に?! 風の中の〜♫
地熱発電がいかに必要か!
しかし、どこまでが事実でどこまでが可能になればいい未来予想なのか?まだまだ一般人には現実的には受け止められないかな…
『地熱発電とは、地球の息吹のお裾分けしてもらって、我々の生活に恵みをもたらす仕組み』
この言葉は衝撃的でした!
日本にある唯一の豊かでクリーンな資源、地熱
それを活用せんでどないするんや!ってか
中々そう簡単にはいかないのね…
東日本大震災で原発がいかに不穏なものかは日本中いや世界中に。
しかし、今だに原発推進する政治家もいるのは事実だし、圧力をかける古狸もおる…
必要なところへお金をかける!その構図はいつ芽生えるのか?
ぜひこの本で皆さんお勉強しましょう〜
ありがとうございましたm(_ _)m