読書日記2024-121

墓じまいラプソディ

垣谷美雨(著)

[朝日新聞出版2023年12月発行]


墓じまいラプソディ [ 垣谷美雨 ]


あらすじ 

「夫の墓には死んでも入りたくない」義母の遺言から始まった墓問題。 それは親類や子供たちを巻き込み、墓の必要性などを考えるきっかけになっていく。 「遺骨は燃えるゴミで」と言いたくなるほど面倒な、明日は我が身の墓騒動小説。



感想

タイトル通り『お墓』の騒動記?!

そして『夫婦別姓』問題も。

垣谷さんお得意の"田舎""男尊女卑"が今回も炸裂してました!


垣谷さんってお幾つだっけ?と改めて見ると、私とほぼ同年代?!

なのに、小説に登場する60歳過ぎの男性が横暴だし女性も封建的過ぎないか?と、いつも思っていた。


今回はキラキラ

いい感じの五月さん61歳。

思ったことを素直に言うために常識知らずで変わった人となってるが、えぇーいいやん!


ただ最後にはちょっと違う顔が見えたので、もしかしたらいちばん封建的な人だったのかも?


《墓守》の考えも42歳の女性住職の言葉に「その通り!」拍手

こんな柔軟な頭の住職さんならば、逆にお付き合いしたいかも!


《お墓参りもお布施も負担に感じて、お墓から解放されたいと考えている若い世代が多くなったようです》

若い世代じゃない私もそう思います!


ありがとうございましたm(_ _)m