読書日記2024-97

あしたの君へ

柚月裕子(著)

[文藝春秋2016年7月発行]

 

【中古】あしたの君へ /文藝春秋/柚月裕子(単行本)

 

あらすじ

裁判所職員採用試験に合格し、家裁調査官に採用された望月大地。 だが、採用されてから任官するまでの二年間――養成課程研修のあいだ、修習生は家庭調査官補・通称“カンポちゃん”と呼ばれる。 試験に合格した二人の同期とともに、九州の県庁所在地にある福森家裁に配属された大地は、当初は関係書類の記載や整理を主に行っていたが、今回、はじめて実際の少年事件を扱うことになっていた。 心を開かない相談者たちを相手に、彼は真実に辿り着き、手を差し伸べることができるのか―― 彼らの未来のため、悩み、成長する「カンポちゃん」の物語。


感想

柚月作品というと私はハードなイメージだけど、この本はちょっと毛色が違ったように思いました。


家裁調査官という職業は他の作家さんの本でもあったけど、まだ研修中の新人さんが悩みつつ前に進んでいく姿に感動!


事件の内側、家庭の内側、人の内側を見極めるなんて、そうそう出来る事ではない…

だけどそれをするイヤして貰わないと困るお仕事なのです!


窃盗、傷害、離婚、親権問題と大きな社会問題も含まれてて、真剣に読まざる得なかった…


続編はなかったのかな?

ぜひカンポちゃんと一緒に成長したいなぁ〜照れ


バツレッド ダイヤオレンジ バツブルー ダイヤグリーン バツレッド ダイヤオレンジ バツブルー ダイヤグリーン


予約本が大量に来たぁーー驚き

2週間、頑張らねば!
ちなみに手元本も5冊あるんだな…あせる


ありがとうございましたm(_ _)m