読書日記2024-79

 六人の嘘つきな大学生

浅倉秋成(著)

[角川書店2021年3月発行]


六人の嘘つきな大学生 [ 浅倉 秋成 ]

 

あらすじ

成長著しいIT企業「スピラリンクス」が初めて行う新卒採用。 最終選考に残った六人の就活生に与えられた課題は、一カ月後までにチームを作り上げ、ディスカッションをするというものだった。 全員で内定を得るため、波多野祥吾は五人の学生と交流を深めていくが、本番直前に課題の変更が通達される。 それは、「六人の中から一人の内定者を決める」こと。 仲間だったはずの六人は、ひとつの席を奪い合うライバルになった。 内定を賭けた議論が進む中、六通の封筒が発見される。 個人名が書かれた封筒を空けると「●●は人殺し」だという告発文が入っていた。 彼ら六人の嘘と罪とは。そして「犯人」の目的とは――。



感想

重版がすごい本ですね〜

私の読んだ本も”14版発行“になってましたびっくり

なので、ずっと予約数が多くてやっと減りだしたので読めました!


と、かなりの評判本で本屋大賞◯位の作品…

二転三転の連続で、最後の最後まで楽しませてはもらったけど、う〜ん(¯―¯) ジェネレーションギャップか?


伏線が多すぎて、回収される度に戸惑うシニア…

しかしそのちょこちょこ出てくる微かな違和感が、後半になって一気に回収されるのは確かに気持ちがいいーOK


登場人物たちの印象も二転三転し、

どれだけ振り回されるんだよ!とな爆笑


本当に私達は、他人の一面だけを見て判断していて、その人の全てを知っているわけではないということを痛感したかなチューアセアセ


最後の最後で衣織の秘密に思わず『えぇー!』でしたてへぺろ

それもちょこちょこ伏線あったもんな…


ありがとうございましたm(_ _)m