読書日記2024-57
夫よ、死んでくれないか
丸山正樹(著)
[双葉社2023年10月発行]
あらすじ
大学の同級生だった麻矢、璃子、由里香。 卒業後疎遠だった3人は、三十代半ばで璃子の離婚騒動をきっかけに再び集まるようになる。 既婚、バツイチ、子持ちと立場は異なるが夫への不満という共通点のある彼女たちの集まりの最後は、大抵この言葉で締めくくられる。 「うちの夫、死んでくれないかしら」。 そんなある日、麻矢の夫が何の前触れもなく姿を消してしまう。 会社も無断欠勤しているらしい。 夫は一体どこへ、夫の身に何が起こったのか――。 結婚の本質と危うさに迫る、ノンストップ・ミステリ。
感想
インパクトありありなタイトルだけど、中身はそこまで過激ではなかったです。
何かが起こりそうで起こらないまま読み終えてしまったような…
テンポは悪くないので飽きずに読むことが出来たけど、結局何が言いたかったのかがよく分からず消化不良?
著者のあとがきの《本書を読んで震えて眠れ》 殿方、震えました?
まず私は"死ね" "死んでくれ"という言葉が苦手
言霊ってあるから、こういう言葉は人に対して言ってはいけないし、言われたくない!
それが仲間内の愚痴でも冗談でも気分悪いかも
だから、それを題材にするならば、逆にもっと徹底的にして欲しかったなぁ〜 中途半端過ぎた?!
結末も歯痒くて、どこがどう落ち着いたのかいな?
うちの夫はこの本を見て、ふんと鼻で笑い「凄いタイトルやな」と。
読んでみたら?には無視された
ありがとうございましたm(_ _)m