読書日記2024-40
ペンギンは空を見上げる
八重野統摩(著)
[東京創元社2018年5月発行]
![ペンギンは空を見上げる (ミステリ・フロンティア) [ 八重野統摩 ]](https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/book/cabinet/0019/9784488020019.jpg)
あらすじ
将来、NASAのエンジニアになりたい小学六年生の佐倉ハルくんは、風船宇宙撮影を目指しています。 ハルくんは意地っ張りなこともあって、同じクラスに友達はひとりしかいません。 しかし、あることをきっかけに、クラスのだれとも話そうとしない、金髪の転校生の女の子に妙になつかれました。 結局、撮影は三人で挑むことになりますが……。
ハルくんの、夢と努力の物語。 奮闘するこの少年を、きっと応援したくなるはずです――読み終えたあとは、もっと。
感想
ブロ友さんの間で評判が良かったので読んでみた。
最初は児童文学ぽいと読み進め、ハルくんの秘密が明らかになった時にドキッ
えっ、えっ、そういうことなの?
思わずパラパラ読み直し
なるほど!伏線ありましたね。
確かに引っかかった箇所はあった!
隣の子にメモを渡すところなど
宇宙に飛び出す夢を持ち、風船ロケットを自作する小学生のハルくんの心の奥底は深かった…
そして金髪の転校生と関わる事で、お互い自分の殻を壊していく辺りは大人顔負け?
小六の割には大人過ぎません?
確かに読み終えた後は応援しかないですね!
タイトルの『ペンギン…』の意味も読み終わって「あぁーなるほど!」
飛べない鳥だもんね…。
ありがとうございましたm(_ _)m