読書日記2024-40

ペンギンは空を見上げる

八重野統摩(著)

[東京創元社2018年5月発行]


ペンギンは空を見上げる (ミステリ・フロンティア) [ 八重野統摩 ]


  あらすじ 

将来、NASAのエンジニアになりたい小学六年生の佐倉ハルくんは、風船宇宙撮影を目指しています。 ハルくんは意地っ張りなこともあって、同じクラスに友達はひとりしかいません。 しかし、あることをきっかけに、クラスのだれとも話そうとしない、金髪の転校生の女の子に妙になつかれました。 結局、撮影は三人で挑むことになりますが……。

ハルくんの、夢と努力の物語。 奮闘するこの少年を、きっと応援したくなるはずです――読み終えたあとは、もっと。


  感想

ブロ友さんの間で評判が良かったので読んでみた。


最初は児童文学ぽいと読み進め、ハルくんの秘密が明らかになった時にドキッピリピリ

えっ、えっ、そういうことなの?

思わずパラパラ読み直しアセアセ


なるほど!伏線ありましたね。

確かに引っかかった箇所はあった!

隣の子にメモを渡すところなど


宇宙に飛び出す夢を持ち、風船ロケットを自作する小学生のハルくんの心の奥底は深かった…


そして金髪の転校生と関わる事で、お互い自分の殻を壊していく辺りは大人顔負け?照れ

小六の割には大人過ぎません?笑


確かに読み終えた後は応援しかないですね!


タイトルの『ペンギン…』の意味も読み終わって「あぁーなるほど!」

飛べない鳥だもんね…。


ありがとうございましたm(_ _)m