読書日記2024-39

俺、だけど

夏目さんを

探しています。

白野こねこ(著)

[宝島社2019年5月発行]


俺、猫だけど夏目さんを探しています。 (宝島社文庫) [ 白野こねこ ]

 

あらすじ

俺は猫である。名前はあったような気もするが忘れてしまった。 俺にご飯を持ってくる役目の人間の女・夏目さんが、もう一週間も来ていない。 職務放棄とは不届きなやつだ。俺は仕方なく夏目さんを探しに街へ出ることにしたのだが―――。
一匹の野良猫と、その猫にえさを運ぶ謎の女性「夏目さん」。 一人と一匹の交流から始まった、街中を巻き込む珍道中!  ほっこり笑ってちょっぴり泣ける猫物語。


感想

お邪魔したブログで見かけた1冊。

猫好きとしては気になるタイトルで、作家名もそのまんまだしね〜


黒猫さん視点のほのぼの物語!

ちょっと上から目線の猫さんキャラが笑えるし、うちの愛猫もこんな風に思ってるんちゃうと思える場面もしばしば照れ


タイトルからは、ずっと夏目さんを探しているのだと思えたけどそうではなくて、

野良から夏目さん家の猫になり、猫神様?からの〜ダイエット騒動、そしてちょっと切ない家出事件など盛りだくさんでした。


〘俺たち猫にはどうしようもない。生まれてくる場所も選べない。姿だって選べない。ましてや、ある日突然拾われて住む場所が変わってしまったら、たとえそこがどんなところであろうとも、ただ黙って耐えるしかないのだ〙


猫の嘆き?

猫さんも人も、皆んなで幸せになれますように!


ありがとうございましたm(_ _)m