読書日記2024-36
八月の御所グラウンド
万城目学(著)
[文藝春秋2023年8月発行]
あらすじ
死んだはずの名投手とのプレーボール。
戦争に断ち切られた青春京都が生んだ、やさしい奇跡
女子全国高校駅伝――都大路にピンチランナーとして挑む、絶望的に方向音痴な女子高校生。 謎の草野球大会――借金のカタに、早朝の御所G(グラウンド)でたまひで杯に参加する羽目になった大学生。 京都で起きる、幻のような出会いが生んだドラマとは--。 今度のマキメは、じんわり優しく、少し切ない青春の、愛しく、ほろ苦い味わいを綴る感動作2篇
感想
楽しみに待っていた1冊。
地元が舞台の話で直木賞受賞作!
ほのぼのとした京都小説といった感じで、2作ともあ〜そっち系ね?!
きっと他府県の方だと「京都ならばありそ〜」って言われるかも?
京都人としては…
ありえんけどオモロイやん!
出てくる地名も場所もお店も馴染み深くて、読んでいて風景が頭に浮かんでました
万城目作品は初めてだったけど、スラスラ読みやすく題材も馴染みやすかった!
先に読んだ夫は『さすが直木賞だけはあるな〜』と絶賛
私は…
良かったけど、起承転結がどうも弱く思い、オチも特に盛り上がらなかったのでちょっとだけ減点でした
って何様?
でも良い本なのでお薦めよ〜
ありがとうございましたm(_ _)m